詩と写真 *ミオ*

歩きながらちょっとした考えごとをするのが好きです。
日々に空いたポケットのような。そんな記録。

記憶よどこまでも。

2018年10月27日 | メモ
昨夜は、あることを順番に考えていった結果、「自分を信じる」ということについて、そうか、そういうことか、と分かった気がしていたけれど。

あとで考えてみたら、それは誰かの受け売りだったと気が付いた。

『失われた時を求めて』にもよくその話が出てくる。人が言ったことをあたかも自分の考えのように言う。素敵なサン・ルーとかが、特にね。

きっと誰かの話を聞くか読むかして、なるほど、そうかもしれない、と思い、自分にとってとてもためになる言葉であるから、軽く薄く簡単に記憶から剥がれて飛んでいってしまうことなく、ゆっくりと沈んでいって、いつのまにか咀嚼され消化されて、まるで自分で考えたかのように錯覚するほどに、私の身になったのだ。

本当はもうひとつ?昨日ひらめいた仮想の敵について書きたかったのだけれど、それはやっぱり秘密にしておこう。とてもおもしろいことなのだけど、たぶんそれは私にとってだけだろうし(いつもそういうことしか書いてないくせに!)、変なふうに思われてもやだな、と思って。いまさら。

それに、これから書く詩にそのひらめきが効果を発したとして、あ、あれのせいか、と思われたら、恥ずかしいじゃない!!
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