『やりたいことやったもの勝ち』なのだろうけれども。その“やりたいこと”が、“パチンコ”なら、やっぱり、「あまりにも、低レベルな“やりたいこと”だなあ」という風に、普通の人は思うであろう。
後悔しないための方法は、常に最善の結果を選択するように努力する事だと思う。「自分が最善を尽くした結果、この結果であった」ということならば、その結果がどんな結果であったとしても、受け入れる事が出来ると思う。でも、自分は最善の努力をした結果この結果になったと思えないから、後で、愚痴や後悔が出てくるのだと思う。人間の能力にはそれぞれ限界があるのだから。その結果については仕方がない。でも、問題は、最善の努力をしなかったから結果が受け入れられないのであって。最善の努力をした後の結果であれば、その結果は受け入れられるのだと思う。常に最善の努力をすることだ。そうすれば、その結果は受け入れる事が出来ると思う。
結局、順番を追ってしか、人間という生き物は理解することが出来ない生き物であるのならば。「趣味はパチンコです」という人は、その段階を経てしか、次の段階に進む事が出来ないのであろうかも知れないが。
散々やりつくしたら、いつか嫌になるかも知れない。私は、ゲームをすること自体に飽きてしまったけれども。大体、パターンは読めたし。
福沢諭吉の『学問のすすめ』を読んで、あまりにも、今の我々日本人からすると、初歩的な事に対して、一生懸命書いている事に対して、驚いてしまった。発展途上国批判はあるが。結局、すべての先進国も、こういう段階を経て、徐々に今のような立派な先進国になったのだと思う。初めから、立派な先進国になれる国は存在しないと思う。段階を経て、ということだと思う。だから、『子どもをしかるな、来た道だもの。老人をしかるな。ゆく道だもの』というのだろうけれども。
