橋本さんは、面白いと思う。
自分の意見がはっきりしているから。
私から見れば、「最初から、妥当な案を出しておけよ」と思う所でも。とにかく、過激な意見を言う。そして、実行段階で、妥協策を出す。でも、実行段階が、現実的行為なのは、多分、計画済みの事だと思う。最初から、最終決着は、現実路線なのは、計画済みの上で、過激な意見を言う。それが、やっぱり、面白いよなと思う。あれは、誰にでも出来る事ではないと思う。多分、これがいわゆる、“本物の政治家”というものだと思う。橋本さんが首相になれば、イギリスのサッチャーさん並みの、長期政権になりそうな気がするが。どうだろう。『行動する政治家を』と言う人達がいるが。「今、ここで、現れているではないか」と思う。橋本さんこそ、“行動する政治家”だと思う。いわゆる、“待望された本物の政治家”。でも、本物の政治家とは、一般大衆に受けても、批判者も多く出る政治家の事である。“行動する”というが、何を元に行動するのか。それは、“自分”の信じている事を元に、である。というか、批判のない普通の政治家というのは、要するに、はっきり言ってしまえば、何もしない政治家の事である。“何か”をすれば、常に、批判が付きまとう。ましてや、“自分”の意見を元に、行動すれば。でも、すべての行為というのは、結局の所、“自分”の意見を元にして、行動をするしかないのである。そこを間違えると、他人の意見に右往左往したあげく、結局、何も出来ない、普通の人間、政治家になってしまう、ということで。
神は言う。『他者を権威とすると、訳が分からなくなる』と。じゃあ、誰を権威にすれば良いか。「自分の信じていることを、権威にするしかない」と。
多分、それが、新しい、霊性（スピリチュアリティ）だと思うのだけれども。
