ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

どなたか翻訳機を持っていらっしゃいませんか?

2009-12-22 22:40:04 | 熊森
 今月10日に兵庫県で罠にかかった熊の放獣作業中にクマが暴れだし県の職員が重傷を負ったそうです。それを聞いた熊森が聞き込みをしてまとめ(リンク先はweb魚拓です)を書きました。
現場主義なら現場に行けという突っ込みはもはや野暮です。

>イノシシ捕獲用のくくりわなに間違ってかかるクマがあとを絶たないとのことだ。環境省は、クマ生息地でのくくりわなの禁止を求める私たちに、くくりわなの直径を12センチ以下にすることで解決できるといった。しかし、実際は、絶滅寸前のクマがどんどんかかっている。 
 →やはり、私たちが主張するように、クマ生息地でのくくりワナを禁止するしか、クマの絶滅は止められない。再度、環境省に申し出たい。

それはイノシシの被害に目をつぶれと言っているようなものですけど。本当は被害者なんてどうでもいいんでしょ?

そして今回のメインはこれ。

>今回の場合、クマの腕ではなく、手のひらにくくりわなのワイヤーがかかっていたということだから、直径12センチ以下は守られていたのかもしれないが、直径が15センチぐらいだったかもしれない

12cm以下で15cmぐらいって物理現象としてありえませんがな。好意的に解釈すれば仕掛けた当初は12cm以下だったが、なんらかの拍子にそれ以上になってしまったと言いたいのでしょうか?文章が小学生の作文レベルだよ(いや、小学生でもめったにやらないか)。この一文だけでも彼らが情報を整理できないということがはっきりとわかります。情報が整理できて他者に伝える文章を書けるならこんな矛盾する記述をするはずがないですからね。

とりあえず兵庫をホームにしているなら「動物たちの反乱」くらいは目を通しレビューを書くべきでしょう。