ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

いい加減にしてよね熊森さん

2010-05-31 19:45:03 | 熊森
 今回は前半に小話があります。モンハンに興味のない人はとばしてください。

 僕は今、旧密林に来ている。今回のクエストはリオレイア亜種の狩猟だ。何度か狩猟したことはあるので、手順はわかっている。今回もサクッと狩って報酬をもらうつもりだった。
・・・・・・やつらが現れるまでは。
どういうわけかブルファンゴの出現頻度がひどい。どのエリアにも5,6匹は一度に出てくる。まるでランゴスタだ。一体倒してもはぎ取る間もなくすぐに新しい個体が出現している。なんなんだ!今日の旧密林は!!ブルファンゴの繁殖期か!!!
無視できればいいのだが、あいにく今日はガンナーだ。邪魔な雑魚は倒しておかなくては狩猟中に事故が起きてキャンプ送りだ。また、視界の悪い旧密林の特性上、雑魚を倒しておかないと高確率で命にかかわる。ましてガンナーの防御力は剣士のそれと比べたら紙なのだ。放っておけるものではない。
リオレイア亜種を探しながらブルファンゴを倒してゆく。かれこれ30体は倒しただろうか。実を言うと30から先は怖くて数えていない。・・・・・・ほんとに今日はリオレイア亜種の狩猟がクエストなんだよネ?
このままではリオレイア亜種と戦う前に弾がつきてしまう。あいにくレベル1通常弾は持ってきていない。弾切れを起こしたガンナーなんてレベル1のオトモアイルー以下だ。ランポスより弱い。
しかも今日はソロだ。誰かが助けてくれることなどありえない。しかしこう思ってしまう。

誰かこいつらなんとかしてくれ!!!

はい。小話終了で~す。カッとなってやりました。後悔は・・・・・・多分してないですよ(・ω・`)
実際、僕の今の心境はまさにこんな感じです。やりたいことがあるのに邪魔なものが湧いてきてやりたいことに集中できないという。本当に、誰かこいつら何とかしてくれと切に思います。
というわけで本題に入ります。前回も熊森の口蹄疫への見識のなさを批判しましたが、あれに輪をかけてひどいものが熊森のHP上にアップされました。もうどっから突っ込んでいいのかわかんね(・ω・`)

5月30日(日)宮崎県口蹄疫全頭殺処分への素朴な疑問② 
>全頭殺処分に、厚労省医系技官の木村盛世さん(感染症疫学)が反論

>やっと殺処分に異論を唱えている人を、ネットで見つけました。どうしてこういう意見がマスコミに出ないのでしょうか。もっともっと議論すべきだと思います。

> 口蹄疫感染による家畜殺処分やそれを前提にしたワクチン投与に対し、厚労省の医系技官が、ツイッターで疑問をぶつけて波紋を呼んでいる。人にうつったりしないのに、新型インフルと同じ過剰な騒ぎだというのだ。農水省などからは、「致命的な病気で、放っておいたらまん延する」と反論も強いが、どうなのか。

> ツイッターで疑問を呈した厚労省医系技官の木村盛世さん(感染症疫学)は、2009年5月28日の参院予算委員会で新型インフルの政府対策を批判して話題を呼んだ。

>家畜の群れが免疫をつけるまで待てばよい

>木村さんは今度は、口蹄疫問題で家畜殺処分などに噛みついた。ツイッターで10年5月21日、「口蹄疫は人間の『はしか』みたいなものだろう。麻疹も感染力が強いが、罹ったからといって子供を殺すことはしないだろうに」とつぶやいた。致死率は数%で、人にもうつらないのに、殺処分はおかしいということだ。そして、家畜の群れが免疫をつけるまで待てばよいと指摘した。

そもそも人と家畜を同等に考えるという前提が間違い。愛玩動物と違い経済的な側面が強い家畜は商品にならなければ意味がない。それをわかっていない木村氏の発言はネット上でフルボッコにされているわけですよ。「口蹄疫 木村盛世」でグクればわかることなのに、ネットのどこを見ているんでしょうか?参考までにいくつかあげておきますよ。熊森さんには見つけられなかったのでしょうがね。

■Togetter - まとめ「口蹄疫をめぐる木村盛世厚生労働省検疫官の暴言

木村盛世医師と口蹄疫

Twitter見聞録:木村盛世氏( @kimuramoriyo)の口蹄疫に関する事例

前の発言もよりグレードアップされていました。

>成牛の場合、罹患しても、死ぬのは5%以下だそうです。あとは自然治癒する。(幼い家畜は50%の高率で死亡するそうですが)。今回、中国から輸入したワラにウィルスがついていたのではと疑われているということです。全頭殺しても、新しく飼いだして、またワラを輸入したら同じことになるのではないでしょうか。それより、免疫を持った家畜が残ったほうがいいということはないのでしょうか。

>ちなみに、発展途上国で同じことが起きた場合、ワクチンを打って終わるだけだそうです。

あのさぁ、なんで日本よりも動物愛護の進んでいるイギリスですべて殺処分されたのか考えないのかなぁ。同等の知識や対策を実行できるだけの力のある先進国間の対応を上げなくては意味のないところなのに発展途上国をあげるのがそもそもおかしい。
蔓延したら一国の問題じゃ済まなくなるんだよ。仮に日本がよくても関係各国は口蹄疫が広まるのは嫌なわけで、国際的にそんな我儘が通ると思ってるんでしょうか。

口蹄疫にも口出しする熊森

2010-05-29 21:22:00 | 熊森
 先日の記事のコメント欄でwander-tさんに教えていただきました。熊森が口蹄疫対策にも意義を唱えるようです。

会員のみなさんへ   
>5月25日(火)宮崎県口蹄疫

 >宮崎県口蹄疫発生対策として、半径10キロ以内の牛や豚30万頭にワクチンを接種して、その後、全頭殺処分し、焼却などを行うそうです。この病気に感染した家畜がこれまでに約200頭出ているそうですが、だからといってこのような対策は本当に正しいのでしょうか。

 >もしこの感染力の強い伝染病が、人間の場合だったらどうするのだろうかと思わず考えてしまいました。人間なら感染者の治療に全力をあげ、隔離や消毒で感染が広がるのを止めようとするでしょう。動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えますし、このような殺処分対策に異議を唱える人が報道で見あたらないのにも、こわさを感じます。対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。病気の原因はウィルスという目に見えない得体の知れないもののようですが、対策として、殺さなくてもいい方法なども検討していただきたいものです。

はぁ~(^ω^♯)ピキ(ちょっと文章に怒りが滲んでおります)
そもそも口蹄疫に罹ったら商品価値(肉にしてもウイルスのキャリアーになって感染拡大の原因になる)がなくなるうえに、ウイルスをあたりにばらまき続けるわけです。さらに、口蹄疫のウイルスは感染力が非常に強い。放っておいたら連鎖式に感染個体が増えていくんですよ。また、殺処分にしてもウイルスが流れ出さないようにするために埋立地が限定されてきます。

>動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えます

そういう幼稚な発想をする前に口蹄疫がどんなものか調べてみてはいかがでしょうか?

>対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。

そんなことを言ってるんならなにか有効な代案を出してくれませんかね。安全圏にいると思って好き勝手なことを。

で、ここからが保全に関わるものとして軽率と思うこと。
口蹄疫というのは偶蹄類つまりシカ、イノシシにも容易に感染する可能性があります。このまま感染が終息しなかった場合、シカにも感染が拡がって、彼らを媒介にさらに広がる可能性もある(イノシシの場合はキャリアー(長期間ウイルスが感染すること)にはならないようです)。また、「動衛研:総説 口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について」によれば、野鳥やネズミも感染拡大の媒介になるようです。そうなったら畜産を守るためにシカ、イノシシ、野鳥の駆除もありえます。それはおそらく困難を極めるでしょう。また、保全の観点からはある地域の個体群が絶滅してしまうことは好ましくない。しかし、放っておいたらまた再発するかもしれない。畜産と環境保全がどう折り合うのかまで考えて殺すなといっているのか。仮にその地域で希少な野鳥がキャリアーになっていたら熊森はどういう案を出してくれるんでしょうね?所詮他人ごとですね。

目先のことにとらわれて長期的な視野がないですね(いつものことだが)。

熊森の助成金について調べてみた

2010-05-27 16:25:58 | 熊森
 熊森に助成金を与えている先が気になったので少し調べてみました。ネットで漁っただけで年代ごとにきちんとまとめていないのはご容赦を。

パタゴニア日本支社 環境助成金プログラム支援先 2009年度

>絶滅に瀕しているツキノワグマの保護に立ち上がった理科教諭と中学校生徒の活動からスタートした本協会は、大型野生動物の棲む豊かな森を日本に残すため奥山の保全と復元を目指し、調査研究のみならず国や地方自治体への緊急対策の提言、ボランティアの育成等に取り組んでいます。今回の助成はパタゴニア大阪の「Voice Your Choice」プログラムによるものです。
助成額: 300,000円

地球環境基金助成金交付団体一覧(平成12年度)
>日本熊森協会 兵庫県 400(千円) 野生動物が棲む森の復元のためのホームページによる知識提供・啓発活動

地球倫理推進 2団体を顕彰(産経新聞)
ここでは、熊森に100万円の助成金が贈呈されたそうです。これを主催した社団法人倫理研究会は熊森のシンポの後援も行っています。まだ推測の域を出ませんが、熊森の幹部と懇意の人が中にいるんですかね?

「東洋ゴムグループ環境保護基金」2010年度助成計画が決定
>日本熊森協会 兵庫県 豊かな森づくりのための保全作業や、自然の森を知るための視察ツアーを行う。 3回目

ちょっとわかりにくい引用になっていますが、熊森はこの基金から今年で計3回助成金を受けています。助成金額については書いていなかったのでわかりませんでした。

イオン「自然を守ろうキャンペーン」1999年
金額はありませんが、寄贈先団体に熊森が入っています。

第1回地域貢献活動助成金交付式
こちらも熊森(福島支部)が交付先にあります。

コープこうべ(2004年)
こちらも交付先に熊森が(見つけにくいので注意。助成団体一覧の下から2行めの右側にJBFA日本熊森協会とあります)。

・・・結構、大企業の助成金なんかにも浸透してるんですね。

熊森の正体見たりなんとやら

2010-05-24 03:31:05 | 熊森
 先ごろ熊森の総会があったようで、すでに泉ヶ岳さんが取り上げていますが、こちらでも。
熊森協会岐阜地区(岐阜支部とはまた違うみたい。正直、組織内の構造がわからん)という所に議事録がupされていますのでそれを引用していきます。
というかこういった議事録は本部のHPで真っ先に公開されなくてはいけないはずですが、今日にいたるまで本部のHPにupされた形跡はありません。いったい何をやってるんでしょうね?とりあえず、これが正しいと仮定して突っ込みを入れていきます。

>第1部
 ・約230名出席
 ・4月現在会員数役24,600名。うつ1,000円以上の会費会員6,485名(しかし約半数が会費未納)

半数が会費未納って会員とよばんだろそれは。会費を納めていないのに会員とはこれいかに?サバを読むのも大変ですね。ここまで来ると醜悪を通り越えて滑稽です。

>・日本奥山保全・復元学会設立
  <学術的調査>の重要性。熊森の活動の説得力の付与。
  研究者からのアクセスのしやすさ。
  「自然保護大学」設立への布石。
  支部からも論文でもなくて、研究ノート、書評等でも投稿可能。

え~やっぱり僕が以前睨んだ通り見たいですね。権威づけのための学会もどきというわけか。というか、今さら熊森にアクセスしようなんてほとんどの研究者は必要性を感じねえですよ。

>4.会計報告:収入
         会費/役3,800万円 助成金/345,000円
         寄付金/820万円 事業収入/約490万円
         繰り越し金/約900万円 収入合計/約5,200万円
         支出
         事業費/約2,590万円(森復元事業、環境教育事業等)
         管理費/約1,150万円 支出合計/約3,750万円
         熊森特別基金積み立て/約1,010万円
         次年度繰り越し/約1,350万円

これだけ財政状況に余裕があるのに、実働してくれるボランティアに無料で会報のひとつも送らないとはケチなのか何なのか。むしろ全ての会員にメールで一括して会報を送ればもっと無駄なお金を出さずに済むのに。外来生物駆除が無駄という前に自分の足元を見直してくださいな。

>4.国会のロビー活動について
 ・超党派で議員連盟が今年中にできる予定。
 ・岐阜出身の議員で勉強会に出席/柴橋正直氏
 ・岐阜出身の議員で関心のある方/園田康博氏、橋本勉氏、平田健二氏

おそらく内実を知られたらどこにも見向きもされなくなるでしょうなぁ。2万人越えなんて言いながらも、実態はその半分以下ですから。
正直なところ本部で議事録をupしないのもわかる気がします。張り子のトラですからね。こういう議事録からも彼らは自己顕示欲や名誉欲は人並み以上にあるものの、計画性や一般常識は無いことがうかがえます。
今さらですが・・・・・・ばっかじゃねえの。

ニコ生でニセ科学の講座を見た

2010-05-20 16:29:26 | Weblog
 只今、風邪をひいて寝てばかりの梨です。それでも、これは感想を書いておきたかったので、書きました。
5月16日にニコニコ動画で "シノドス・セミナー51.菊地誠「科学と科学ではないもの」"という講座がありました。内容は、「ニセ科学」という言葉を広めた大阪大学の菊池誠先生がニセ科学とはなんぞや?ということについて語るというもの。おなじみの統計のトリックやニセ科学批判の重要なテーマであるグレーゾーン問題、ゼロリスク信仰などニセ科学をメインにしつつも、面白く重大なテーマが散見されました。
視聴者も最終的には6700人弱はいたようで、まずまずの結果だったのではないでしょうか。
隣にいた飯田氏が菊池先生の発言を上手くまとめてくださっていたのは、初見の人にもわかりやすくなっていてよかったと思います。不満があるとすれば、グラフがまったく見えなかったこと。あとはグレーゾーン問題のことは上手く伝わっていなかった気が。ガチでやろうと思ったらそれだけでひとつ講座ができるくらい難しい領域なので、あの内容の中ではある程度は仕方ないかもしれませんが(バランスというか別の部分とのトレードオフになるだろうし)。また、オウムに触れて科学教育にも切りこんでいました。高度な知識を持っていても、変な方に走ってしまうのは、僕は“知識と知性の問題”なんて勝手につけています。これはいずれ記事にしてみたいですね。
ほかにも、ニセ科学の何が問題かという問いの答えに「善意の無駄遣い」という答えを用意したのはなかなかいいんじゃないかと。善意ってのが意図的非意図的を問わずある程度の免罪符として機能してしまう中でも、間違いを指摘しなきゃいけない時もありますし。

進化生物学教育に思うこと1?

2010-05-14 00:35:14 | 進化生物学
 今回からコメント欄解禁です。僕がいろいろと勉強させてもらっているどらねこさんのブログのこの記事を読んで少し考えてしまいました。

ラマルク的な何かと素朴生物学

そこのコメント欄でのyu-kuboさんのコメントを一部抜粋させていただきます。

>とても残念なことですが、日本の中等教育では進化をきちんと勉強するチャンスは殆どないです。
理科総合はAかBかの選択で、Bなら生命進化の歴史を扱いますが、
進化学説(自然選択説や用不用説など)はあつかいません。
理系選択で生物IIを選択し、さらにその中の選択の単元で生態系ではなく進化が開講された場合に、
ようやく進化学説を学ぶことができます。

まあ、そんなところですよね。僕の場合は高校でも遺伝はやっても進化までは習いませんでした。結局どうしたかというと、図書館に行って自分で本を探して読んでいました。まだ右も左もわからない頃で、「現代によみがえるダーウィン」を読んでちんぷんかんぷんだったりしたのが懐かしいです(今思えば裸でエベレストに登ろうとするようなものだった)。
ちなみに、大学でも余り状況は改善されないと思っています。個人的な話になりますが、僕の大学での集中講義のこと。植物の進化の話で講師の先生が「赤の女王って知ってますか?」と質問して、手を挙げたのがなぜか僕一人。100人以上いてなぜか1人。周りを見渡しても誰も手を上げない。ええ、自分が空気を読まないアホになったかと、思わず冷や汗がでましたとも。その後、それなりに生物に詳しい友人(一緒にその講義を受けてた)に「赤の女王って知ってるよね?」と聞いても「オレ知らん」と返ってきたのはなかなか衝撃的でした。一応、僕が通っているのは農学部ですが、なかなか僕レベル以上の人は同年代ではみません。さすがに院まで行けばそういうことはないですが(っていうかそこまでいけばほぼプロだし)。
こんな感じで、生物系の大学に行ったとしてもきちんと進化生物学について学べるのか、知識をアップデートする機会があるかどうかはちょっと疑問です。
当人の学ぶ気は置いておくとしても、はっきり言って、教授や講師の熱意やレベルにも左右されますしね。うちの大学だと、1人とても熱意のある教授がいて、その人がある程度は教えています。・・・まぁ、それでも扱う分野が大きすぎて全て教えるのは無理ですけど(基礎を全てとなったらダーウィニズムと中立説だけで授業が確実に2コマできる)。

ちなみに進化生物学でいう赤の女王というのは寄生者とその宿主といった進化的軍拡競争と有性生殖の利点に関する仮説です。
(続くかな?)

生存報告のような・・・読書感想のような・・・

2010-05-10 22:42:37 | Weblog
 だいぶ、ほったらかしにしていました。少々忙しいですが、何とか生きています。5月は後半まで修羅場だぜぇ。遺伝的多様性シリーズも書いていますが、なかなかうまく書けない。
ま、そんな個人的なことは置いといて、最近読んだ本の感想をば。

「人種差別」アルベール・メンミ

高校時代から読んできてやっとわかってきた気がする。昔読んでみてわからなかった本でも、いま読み返すと少しは理解できた気がするのはなんででしょうね?

「つゆから教えるおつまみレシピ」近藤康浩
ちょっと気になって買ってみた本。非常に簡単にできるつゆの作り方がありますから、これだけでも買う価値はあるかもしれません。いくつかは作ってみたいんだけど、金がないのと、材料が店に売ってないので再現できないんだよね(;ω;)
貧乏人はつらいよ・・・。

「人類進化99の謎」河合信和
半分くらいまで読んだところ。この分野は10年くらいで新しい発見があるので、定期的に知識を仕入れておかないと自分の知識が時代遅れになりかねませんな。

鶏肉のぱりぱり香草焼き

2010-05-05 21:00:36 | 料理
 GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。僕は、今日、実家から帰ってきたばかりなのでとても眠いです。 
さて、そろそろ母の日も近いですね。日ごろお世話になっている人に感謝をこめてこんな料理はいかがでしょうか。

材料 2人分
鳥もも肉 1枚
塩 少々
コショウ 少々
香草(バジル、ローズマリー、パセリ、タイムなど)適量(個人的にはローズマリーとタイムがお勧め)
オリーブオイル 大さじ1(なければ同量のサラダ油でも可)

作り方
1.鳥もも肉は2等分して塩、コショウをふります。
2.香草を好みの量ふりかけて、さらにオリーブオイルをからめてしばらくおいておきます。
3.フライパンを熱しておき、そこに皮目を下にしてオイルごと鳥もも肉を入れます。
4.鳥もも肉を入れたら、アルミホイルを肉の上にかぶせて、そのまま弱火で10分ほど焼きます。
5.10分経ったら、火を止めて鳥もも肉の様子を見ます。肉の部分がまだ少し赤いようなら、ひっくり返して余熱で火を通します。時間は2,3分です。
6.焼きあがったら食べやすいように切って出来上がりです。岩塩をつけて食べると美味しいです。

鳥皮からは余分な脂が抜けてパリッと仕上がっています。塩は岩塩や荒塩をつけて食べることで調節できるので気持ち少なめでも大丈夫だと思います。ハーブをそろえるのが面倒なら、ハーブソルトやクレイジーソルトを適当にふってから焼いてもいいと思います。
皆様、母の日にはこういった料理で日ごろお世話になっている人をいたわるというのもありではないでしょうか。

ブラックバスをしばきにいったった

2010-05-01 22:27:33 | 外来生物
 遺伝的多様性シリーズが滞ってる……。早く書かないと……。
それはともかくとして、4月28日に知り合い数名とブラックバス(オオクチバス)の駆除に行ってきました。むろん、県の方や池の管理者には話を通してあります。今回駆除に行った池は面積としては小規模でよくある皿池でした。池ではアカミミガメが甲羅干しをしていたり、季節によってはウシガエルが鳴くという外来生物が勢力を伸ばしている池です。
今回は、前年度からの駆除の続きで、僕よりも駆除の経験が多い人がたくさんいましたから10~20匹くらいは釣りあげて駆除できるだろうとたかをくくっていました。
ところが……。前日の晩から朝にかけて雨が降っていたせいで、池の水温が下がり、ブラックバスの活性がめちゃくちゃ低くなっていました。ドジョウを餌にしても、エビを餌にしてもぜんぜんかからない。僕もミミズで深いところ(タナ)を狙っていましたが、1時間たってもうんともすんともかかりゃしない。そして、1時間半ほどたって何の気なしに竿を伸ばしていたら、いきなり浮きがシュンと沈みました。これは来たと思って逃がさないように慎重に釣りあげたら、20cmクラスのブラックバスがかかっていました。
結局、2時間半ほど釣って、釣果は僕の釣った1匹だけでした。1匹は釣っているんで、一応の名目は立ちましたが、駆除としては微妙すぎますねぇ……。水がもう少し暖かければ、もっと釣れたと思います。(バスの写真は後日up予定)