ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

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ビオトープ管理士試験行ってきました

2008-09-29 22:53:15 | Weblog
 昨日はビオトープ管理士の試験に行ってきました。試験を受けたのは計画の2級です。試験は鳥の写真があってその鳥の種類を答えよといった問題から環境関連法までありました。環境関連法は今までまったく勉強していなかったのでかなり不安でした(まさか海に関する法律が出てくるとは)。全体としては楽ではないけど極端に難しいものではなかったと思います。まあ11月の合否通知をどきどきしながら待ちましょう。 ビオトープ管理士試験も一段落したのでいろいろと今まで読めなかった本に手を出しています。今は「進化論の5つの謎」という本を読んでいます。こちらもそのうち書評を書いてみますがその前に一言。完成された目でなければ意味がないっていつの時代の批判だよ。ダーウィン自身がそういった批判に対してすでに答えているはずですが。

テヅルモヅルがシュール

2008-09-21 22:02:48 | Weblog
 NHKの「ダーウィンが来た!」を見ました。NHKの自然番組は生き物地球紀行のころから見ていまして今でもよく見ています。NHKの自然番組はあまり余計な感情移入をしないので好きですね(ただしダーウィンが来たの前にやっていた地球ふしぎ大自然は除く)。それで今回の感想ですが、全体としてはよくできているかと。ただ疑問に思ったのはゾウギンザメのような深海生物があの環境を選ぶメリットはわかるとしてどうやって彼らの先祖があの環境を見つけたのかということ。元々かなり深いところに住んでいる彼らがあのような浅いところにいるというのは珍しいということは番組でもふれられていました。じゃあそんな深いところにいる彼らがどうやってあんな浅いところを見つけたんでしょうか。単純に考えるなら元々の生息域と離れていて見つけることは難しそうですが。海流かなにかで容易にあそこまで移動できるのかな?あと気になったのはテヅルモヅルがシュール。まるでエイリアンのようだ。

ひさびさのブラックバス

2008-09-15 13:22:05 | 外来生物
 ブラックバス問題に興味を持って外来生物問題に首を突っ込んで早数年なんですが、最近こんなことがあったようで。
ヤフオクに生きたブラックバス 違法飼育の可能性
外来生物法は最近できた環境関連法のうちでは比較的知られているし、ましてやオオクチバスはある意味看板的な役割をしていたのでこんなことになるとは思いませんでした。月日が経って危機感が薄れてしまったんですかねえ。それとも愉快犯か。
 オオクチバスといえば場所によっては駆除ができないところもあるようで。別に池田清彦あたりがいうような生態学的に不可能というのではなく単に手続きの問題です。たとえば宮内庁が管轄している遺跡にもオオクチバスが生息しているところがあるんですがそういう所は宮内庁に許可を取らないと駆除ができないそうです。それで、宮内庁から許可が下りることはないので実質的に駆除活動が不可能。でもバサーは釣りをしている。宮内庁管轄なんて極端な例じゃなくても公園なんかで管理者がそういったことを規制していることも多いようですが。

交雑って遺伝的多様性だけの問題じゃないんだよね

2008-09-11 22:22:41 | 外来生物
 モツゴという魚がいます。主に関西を中心に生息しているコイ科魚類の一種です。この近縁種で関東や東北に生息するシナイモツゴという魚がおり2007年度レッドリストの絶滅危惧IA類になっています。このシナイモツゴの減少原因の一つにモツゴとの交雑があります。
現象のメカニズムとしては
1.シナイモツゴ個体群にモツゴが混ざる(混ざる原因としてはコイの放流など)
2.モツゴとシナイモツゴ間で交雑が生じる。このとき交雑するのはモツゴのオスとシナイモツゴのメスでありモツゴのメスとシナイモツゴのオスは交雑しない。
3.交雑個体が生じる。この交雑個体には子供を作る能力がない場合が多い。
4.これが繰り返されるとシナイモツゴの数は減り、モツゴの数は増える。なぜならシナイモツゴはモツゴに繁殖相手を奪われているが、モツゴはそうでないからである。
5.シナイモツゴ絶滅、さらに交雑個体の死亡をもってシナイモツゴの遺伝子がすべて消滅。あとにはモツゴだけが残る。つまりモツゴは交雑を通してシナイモツゴを絶滅させている(種多様性の減少)。
このように交雑というのは単なる遺伝子の問題だけじゃないわけです。
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