10月18,19日と魚類自然史研究会に行ってきました。魚類自然史研究会は関西を中心として発表会を行い一般人から研究者まで参加できます。当日も大学の院生や研究者から高校1年生まで来ていました。18日も多くの発表がありましたが、特に印象に残ったのは琵琶湖には2タイプのゼゼラがいるという発表とビワヒガイの産卵場所選択についての発表でした。ビワヒガイの産卵場所選択については、この魚は貝に卵を産みつけるのですが産みつける貝にも好みがあってヒガイが好む貝ほど仔魚が生まれやすいそうで、そうではない貝ほど仔魚は生まれにくくなるそうです。進化論を学んだ人からすれば当たり前とも思える結果ですが、これまでそういったことを実証する研究はあまりされてこなかったそうです。18日の発表がすべて終わるとホテルで懇親会。「ブラックバスがメダカを食う」執筆した半沢氏やいろいろな大学の人と話をすることができ刺激になりました。僕は懇親会のあと部屋に帰って寝ましたが、あのあと二次回、三次会があったそうで・・・
19日はホテルで朝食。このときも名古屋の方に住んでおられる方などとお話でき、レッドデータブックの裏話など聞くことができました。19日の発表は琵琶湖から内湖への外来魚の侵入を安定同位体を用いて分析した研究やメコン川の水田についての紹介がありました。安定同位体を用いた分析では外来魚は琵琶湖から内湖に侵入し侵入の度合いは琵琶湖に近いほど高いそうな。一方フナなどは長さではなく障害物の有無に影響されるそうです。
全体として魅力的な発表が多く大変参考になりました。また来年も参加したいですね。
19日はホテルで朝食。このときも名古屋の方に住んでおられる方などとお話でき、レッドデータブックの裏話など聞くことができました。19日の発表は琵琶湖から内湖への外来魚の侵入を安定同位体を用いて分析した研究やメコン川の水田についての紹介がありました。安定同位体を用いた分析では外来魚は琵琶湖から内湖に侵入し侵入の度合いは琵琶湖に近いほど高いそうな。一方フナなどは長さではなく障害物の有無に影響されるそうです。
全体として魅力的な発表が多く大変参考になりました。また来年も参加したいですね。