エルビィの子供たちが産まれました!!!!(^^)!
今週か、さもなくばGW旅行から帰ってくる10日以降だろうと思っていましたが
昨日の夜、夜中の2時くらいでした。
2時頃、暗闇の中、ぼんやりと目を覚ましました。
なんだか音がする。
忙しい音。
それは寝床にいるエルビィが身体をなめている音だと気づきました。
いったん眠ったのですが、音はやまず、なんだか必死な感じがして
どうしたことかと、かんぜんに目を覚ましました。
耳を澄ましていると、ピー、キュアー、みたいな甲高い声が聞こえてきます。
「おおっ??」
もしかしたら産まれたかな???
スマホの電源を入れると
うっすらとした明かりの中に、何かをなめるエルビィと小さなものが見えました。
「産まれてる!!」
声を上げて啼きながら、小さな手足を揺らしています。
じんわりと喜びが広がってきます。
少し離れたところにも1頭見えます。
えっ、しかし……
おかしい。
じっとしています。
まったく動きません。
エルビィもその子をなめようとはしません。
どうしたことかと、
母親のもとにもどそうとすると―――ぼくの心臓がどきんとなりました。
冷たいのです。
かわいそうに。
産まれてすぐ亡くなったようです。
何があったのだろうと考えていると
エルビィは小さな悲鳴をあげ、またひとり産みました。
ぼくも必死になって
踏み潰されないようにと産まれたばかりの子を見ます。
エルビィは1歳とちょっと。
まだ若く妊娠経験は、もちろんありません。すべてが初めてです。
経験もなく、分娩のノウハウも知らず、だいじょうぶだろうかと眺めていますと
ちゃんと子供の身体をなめ、へその緒を切って、胎盤をきれいにしました。
すごいですねえ、
知識もなく、ヤフーで検索することもなく、
経験がなくてもちゃんと全てできるのです。
それで、いくらか安心してぼくもまた眠ったのですが
気になって、なんども起きだしては様子を見ました。
朝になって見てみると、エルビィはすっかり落ち着いたようです。
満足げな、美しい顔をしていました。
子供たちは、ピーピー啼いて、手足を揺らしてうごめき、新鮮なミルクをもらっています。
すごくかわいいです。
どの子も父親のベルリッチにそっくりです。
チャンピオンクラスのみごとなタビィが子供たちにも遺伝されています。
なかでも
エルビィの特徴「エンジェル・リング」(尾にある白いライン)が
一人に出ていたのもウレシイです。
亡くなった子は、庭のすみにお墓を作って埋めました。
せっかく我が家に生まれてきてくれたのに
これから楽しいネコ生があったのに、と悔やまれてなりません。
ピンクのツツジを添え、
「また逢おう。早く生まれ変わっておいで」
と手を合わせました。
さて、元気いっぱいの子供たち、
リーレイレイは子供たちが気になっているようで、なんども寝室に入ってきます。
ちょっかいを出してはエルビィに怒られてます。
リーレイレイは我が家の世話役なので、さっそくチェックしているようです。
どんな子かな、どうやって育てようかな、などと思っているかもしれませんね。
でも、ほんと、旅行に間に合ってよかったです。
エルビィ、可愛い子たちをありがとう!!
エルビィのエンジェルリングが尾の先の方に
出ています。
なんどもリーレイレイが様子見に来ています。
父親のベルリッチは知らん顔ですが……
美しいクラシックタビーがあらわれています。
よく育てよ、子供たちッ!!!
名前はとりあえず、トロン、ソリトン、トリトン、かなと思っています。
(反対がなければ、ですが