一昨日(10月2日)のTBSテレビ 【サンデーモーニング】で、衝撃的な調査結果を知りました。
それは<風をよむ>のコーナーで提示されたものです。
2007年米国のシンクタンク(ビューリサーチセンター)が各国の社会的傾向を調べた調査で、
「政府は自分で生活できない貧しい人を救うべきか」という貧困と社会の関係を問う質問に対し、
「救うべきだと思わない」と答えた人の割合は、
ドイツ:7%
イギリス:8%
イタリア:9%
中国:9%
アメリカ:28%
日本:38%
でした。
自己責任を問う風潮の強い米国をはるかに上回り、47ヵ国中日本がダントツの第1位!
ショックでした。
確かに感じてはいました。
なんか、この国は最近おかしい…
横浜の病院で起きた重症患者の点滴への異物混入事件、
相模原市の知的障碍者施設で起きた元職員による入所者大量殺人事件、
少し前には、川崎の老人ホームで転落死を装った連続殺人事件、
抵抗できない弱者を痛めつけ、命さえも奪う異常な犯罪が増えている。
あるいは、
格差社会の中で、より貧しい人や弱い立場の人に手を差し伸べるのではなく、
助けを求める手を払いのけ足蹴にするような言動がエスカレートしている。
そんなふうに感じていました。
でも、ここまでとは… 。
弱者を公的機関が救わなくてもよいと考える人が3人に1人はいるという社会。
今の日本はそんな社会なのですね。
そんな社会で年老いていくことへの不安よりも、
そんな社会で育っていくこと子どもたちの未来への不安でいっぱいになります。
どこでどう間違ったのか?
今後どう修正していけばいいのか?
何もわからないけど、
私たちが、こんな社会を生み出してしまったことだけはわかっています。。。
・シングルマザー⇒バカな旦那を選んだ本人が悪い
・ニート⇒育て方を間違った親が悪い
・進学できない⇒貧困家庭に生まれた運が悪い
・紛争地帯で拉致⇒危険地帯に行った本人が悪い
・自殺,いじめ⇒精神的に弱い本人が悪い
・自然災害で被害⇒そんなとこに住むのが悪い