ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

驚きのイギリス入院体験(2)

2007-09-10 17:08:39 | イギリスの生活
のちみなさま、退院祝いのコメントをどうもありがとうございました。手術翌日から歩いていますが、あまり痛みもなく、見た目はほとんど普通です。が、あまり長い間コンピュータに向かって座っていると、下腹が痛んでくるのが困った点です。まあ、ぼちぼち復帰したいと思っています。

日本の病院では、重湯、半がゆとかとだんだんに固形の食事に移っていくということで、いったいイギリスの病院食はどんななのだろうと興味を持っていた。術前検査のときにもらった入院案内の手紙(ほんの2ページ)には、最初は水をすする程度で、それから軽い食事になり、退院までには普通の食事になると書いてあった。これを読んでうちの夫も、きっと退院するときには(まさか3日で退院してくるとは思っていなかったので)痩せて帰ってくるだろうと言うので、ひそかに期待していたのであった。

日本で手術体験のある友だちに、なにがつらいと言って、のどの渇きほどつらいものはないと言われていた。おなかが空くのはあまり苦にならないが、水が飲めないのは確かにつらそうと思っていたのだが、手術直後から水を飲んでも全然問題なし。術後12時間目の午前6時には、紅茶とダイジェスティブビスケット2枚が出てきた。その1時間後には朝食の時間で、シリアルとフルーツジュース、トースト。さすがに、あまり食欲はないので、とりあえずシリアルとジュースだけ頼んだ。昼食は、ローストビーフかチキンキャセロールの選択。看護婦さんがそばにいたので、食べてもいいかどうか聞いてみたのだが、たくさんでなければいいということだったので(1日半寝たきりで過ごして、食欲があるはずがない)、チキンキャセロールといんげん豆を頼んで、トウモロコシとジャガイモは辞退した。この匂いのせいか、すぐ前のベッドで術後休んでいた日帰り手術の患者さんが気持ちが悪くなって吐いていたので、とても申し訳なく思いつつ、昼食をいただいた。タルトなどデザートまであったが、看護婦さんの勧めにしたがってヨーグルトにしておいた。

夕食はサンドイッチかチキンバーガー。暖かいものが食べたかったので、チキンバーガーにしたが、パンの間に加工した肉が入っていただけの代物で、自分の選択を後悔した。これが午後6時半頃。明らかに、1日のメインの食事は昼食のようである。

翌日は同じメニューの繰り返し。午前中に退院することになったので、昼食はキャンセルした。そんなわけで、イギリスの病院食は普通の食事と変わらないというのがわたしの発見である。

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2 コメント

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水、水、水をください、、、。 (まさみ)
2007-09-15 02:03:40
喉の渇き!悲しいほど辛かったです。術後10時間からと予定表にあったので、ストロー付きキャップのペットボトルで準備していたのですが、午前2時の看護師さんの巡回時に『水を飲みたい』と言ったところ「明日の朝までだめですよ」と。(麻酔のせいか?痛みのせいか?私は当日は寝返りさえできない状態でした))話が違うじゃん!!!と心底がっくりきました。『私のためなんだ』と持ち直して、耐えたのですが、ところ変われば、術後直ぐ飲んでるんですね~~~、へぇ~。思えばあんなに辛いのを我慢すること自体が体に悪いような気がしました。
循環よく、代謝よく、回復していくためにも日々水はたくさん飲んだほうがいいみたいですよ!お大事になさってください。
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ありがとうございます (みちえ)
2007-09-19 22:23:47
まさみさん、ありがとうございます。

術前、朝6時半以降は水を飲むな(別の手紙によると午前零時以降とも)といわれていたのに、術後はあまりにも早く許されたので、わたしもびっくりしました。

たくさん水を飲んで、早く回復するようにします。
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