ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

今どこにいるかと言うと…

2011-05-26 15:24:18 | 旅行
ご無沙汰しました。

今、イギリスにいます。5月4日(水)にスペインの家を出発し、北スペインのパンプローナの近く、タファリャに一泊した後、5日(木)にスペインの家に到着した。フランスに10日間滞在した後、5月16日(月)にフランスの家を出発し、サンマロで一泊して、イギリスのトレーラーハウスに翌火曜日に到着し、10日間が経とうとしている。

まずは、スペインはタファリャの話から。



スペインの家からフランスの家までの道のりの中間点に当たるのがサラゴサ。タファリャはそよりちょっとフランス寄りということで、地理的な理由だけで選んだ。典型的なスペインの町だと思う。夕方5時頃、広場に行ったら、ものすごい数の子供がいた。こんなに大勢の子供を一度に見たのは初めて。広場の周りのカフェでは、子連れのお母さんたちがコーヒーを飲みながら、おしゃべりをしていたりする。

ホテル・ベレッチャは3つ星ホテル。ダブルルーム一泊82ユーロ、駐車場代1日8ユーロ。駐車場は狭くて、出入り口は動きが取れないので、よっぽど運転に自信がある人以外にはお勧めできない。ホテルの部屋自体はエアコンも寒いくらいよく効いているし、バスルームのアメニティーも充実していて、清潔で文句なし。

ナバラ地方の公用語はカスティリア語だが、ホテルの名前でもわかるように、この辺りではバスク語も広く話されているようだ。



夕食はホテルのレストランで。ワイン付きで15ユーロの日替わり定食はお得であった。一泊82ユーロはちょっと高いと思ったが、夕食の安さで挽回。スペインでは当然のことだが、レストランは午後9時にならないと開かないのだった。スペインのイギリス人地域に長く住んでいるとつい忘れてしまう事実である。

わたしは、メインコースにチュラスコを注文した。チュラスコというと、南米帰りの日本の友人が料理してくれたブラジル名物を思い出すのだが、スペインでは豚肉をはじめ、グリルした肉一般を指すらしい。炭火の風味がして、さっぱりしておいしかった。付け合せは赤ピーマン。これがメインというと、ボリュームが少ないようだが、前菜がパエリャやスパゲティなど炭水化物中心の選択肢なので、十分。メインに必ずイモを付けてボリュームを出すイギリス料理とは違う。

エル・ウエルターノで食べ損なったウサギとアーティチョークのパエリャは、昼食に止まった高速道路沿いのレストランの日替わり定食で食べることができた。ウサギ肉は小骨が多い。危うく、歯の詰め物を失うところだった。ここの定食は12ユーロで、ワインがテーブルに1本付く。一人で食べても1本。しかも、水差しなどに入ってくるのではなくて、真新しいボトルがそっくり出てくる。たぶん、1本1ユーロくらいの安いワインだろうが、飲み残しはどうするのだろうかと、貧乏性のわたしは心配するのだった。

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