ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

フランスを往く

2006-02-07 17:58:33 | 旅行
今日のスペインは、ほぼ
2月2日から4日にかけてのフランスの天気は

ポワティエのホテルの駐車場で、車の窓ガラスを割られ、ノートパソコンを盗まれたほかは、順調な旅であった。車の旅のときには、このホテルチェーンを利用するのだが、よいところは幹線道路に近いことだ。だから、朝食後すぐにまた高速道路に乗って、目的地までの旅を続けることができる。ただ、問題は高速道路から見えるのだが、どうやってそこまで達することができるのか、皆目見当がつかない点。

もう1つの利点は食事。フランス式の5コース料理ではなくて、前菜とデザートはバイキング形式。特に、このポワティエのホテルの前菜はシーフードのバラエティーがたっぷりで、目移りするほど。全部賞味することはとうてい無理だった。これに日替わりのメインコース3種類の中から1つを選ぶ。この日は、木曜日スペシャルの期間限定(1月12日から3月中旬くらいまで)で、ポトフがメニューにのぼっていた(残念ながら写真はありません。車の積荷の奥底にデジタルカメラをしまってしまったので)。冬季限定メニューの鍋物特集なんて、日本の居酒屋にもありそうな発想だ。本場フランスのポトフの感想は、「これなら料理の苦手なわたしにもコンソメとブーケガルニかなんかで簡単にできそう」である。レタスの飾りの乗った平皿に、大きめの角切りにした羊肉、小さなジャガイモとニンジン、ターニップ(カブ)とリーキ(日本の長ネギにそっくりだが、長ネギの辛さはない)が盛り付けられていた。まさしくフランス版おでんである。デザートは4種類のケーキのほか、チョコレートムースやフルーツサラダなどの中から、ケーキ2種類を選んだ。さらに、数種類のチーズも用意されている。

これで17ユーロ50セント(2500円弱)は、フランスにしてはとても安いと思う。特に、2時間かけて5コースの食事はしたくないときには理想的だ。このホテルチェーンが、出張中のビジネスマンやセールスマンなどに人気があるのもうなずける。バイキング形式の前菜とデザートだけのコースもあるし、メインコースだけを注文することも可能だ。

受付とウェイトレスの若い女性たちもとても感じがよい。部屋も静かな禁煙室を割り当ててくれた。というわけで、このホテルに対するわたしたちの評価は、食事を終えて就寝するまではたぶんこれまで泊まったこのチェーン内のホテルの中では一番よいのではないかということになった。

で、その後が昨日書いた「フランスでの出来事」となるわけである。

天気のほうは、イギリスを出発してからフランスの家のあるモンポン(ボルドーから内陸に70キロほど入ったところ)まで、ずっと曇りであった。まるで1枚のぶ厚い灰色の雲がイギリスとフランスを覆っていたかのようである。途中、ルマンからトゥールの間当たりで、野原や民家の屋根にうっすらと雪が残っているのが見られた。気温は零度前後。最高でも3度以上になることはなかった。

続きのフランス紀行はまた明日。

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