貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

岡崎市: 岡崎城趾の芭蕉句碑と川柳句碑!

2023-09-29 10:51:43 | 日記
令和5年9月29日(金)
 今宵は、中秋の名月、しかも
ばっちり望月の月!
 芭蕉だったらどこまで足をのばし、
この名月を愉しむのかな?
 満月と中秋の名月とがマッチするのは
この後七年後とのこと。
 今晩少しでも名月を愉しむことが
できますように・・・・!
岡崎市: 岡崎城趾                 
 岡崎城は、三河国岡崎の城。
 徳川家康の生地である。
<家康幼少時竹千代と家康公の座像>

 別名、龍城。
<名城岡崎城>

  戦国時代から安土桃山時代には
松平氏の持ち城、
江戸時代には岡崎藩の藩庁となる。
 昭和34年(1959)に天守が復興。
 2006年には日本百名城に
選定される。
 城内は各階ごとにテーマを分けた
歴史資料館になっており、
展示物やジオラマシアターなどで
岡崎城の歴史を紹介している。
 今回のメインは、
龍城(たつき)神社社務所横にある
芭蕉句碑。
 龍城神社は、
岡崎城の隣に鎮座する神社。
<龍城神社>

 家康公生誕の朝、
城楼上に雲を呼び風を招く
金の龍が現れ、昇天したという
伝説が残るパワースポット。
 龍の井は、
龍神が現れ、井戸の水が噴出し龍神に
注いだと伝えられ、
出世、開運、安産、厄除けのご加護あり。
<芭蕉句碑>

 芭蕉句碑の句は、
「木乃もとに 
   汁も鱠も
     左久良哉」 

 この句は元禄3年(1690)、
「奥の細道」の旅を終え、
故郷の伊賀上野で
歌仙を巻いた時の発句。
 おそらく桜の縁で
この場所に句碑が建てられた
のだろう。
<芭蕉の句の説明>

 三日月を穿った珍しい句碑も
近くにある。
 調べると、
岡崎川柳の生みの親であり、
 昭和を代表する川柳作家の
川上三太郎さんの句碑。
<川上三太郎の川柳碑>

句は、
「子どもは 
   天の子 
     風の子 
       地の子」
 「平成12年、丁度二千年の時に、
岡崎川柳研究社が、
ゆかりの地此処に再建する。」
と記されている。