貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

劣り優りのよい眺め!!!!!

2022-09-06 11:17:46 | 日記
令和4年9月6日(火)
「わが姿 
 たとえ翁と  みゆるとも 
    心はいつも
                花の真盛り」
「恋の草木を 
      両手に持ちて 
            劣り優りの
       ないながめ」

「綿密に 
      見れば見る程 
                新事実」
以上は、
牧野富太郎博士の言葉の抜粋。
花に恋をして生涯草花の研究に没頭。
 植物の魅力を心底完遂。
 自称「ノンキな 父さん」であることも
尊敬に値する。

 今回の霊場巡りは、
私の中に育ってしまった対極する価値観
からの脱却、
まさに眼前に現れる森羅万象の
劣り優りのない、
そのままの貴さを大事にすること
への転換の旅であったので、
「恋の草木を 
     両手に持ちて 
          劣り優りの 
           ないながめ」
は心に残った。
「植物園を造るなら五台山がええ」
 九十歳を越えた牧野博士の一言。
 四国霊場第三十一番目札所
「五台山竹林寺」の「南坊跡」の周辺を
譲り受けたという。

 五台山の標高130㍍に位置し、
起伏に富んだ処だ。
 1958年に開園する。
工事の関係で、南門から入る。

    先ず、温室に入り、
ジャングルゾーンを愉しむ。
その後、50周年記念庭園で、
いろいろな野草の花などを愛でる。

 南園は憩いの場所。

 霊場巡りの疲れも吹っ飛んでいく。
 牧野富太郎像に感謝し、
土佐寒蘭センター、



こんこん山広場を散策、

 記念館で、牧野富太郎博士の人柄、
生涯支えた奥さんのこと、
植物への分け隔てない愛情と観察、
研究への姿勢など学ぶことの多い
ひとときを過ごした。


 そして、再度温室の方に行き、


少し出口付近で徘徊したが、
広い駐車場に戻ることができた。