貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

「騎獅子文殊」は五十年に一度のご開帳!

2022-09-01 09:54:43 | 日記
令和4年9月1日(木)
31番 高知市: 竹 林 寺          
       
 牧野富太郎植物園の工事に伴い、
駐車場はいっぱい。
 車を誘導する工事関係者の案内人が
また、いっぱい!

 聖武天皇が唐の国に渡り、
山西省の五台山で、
文殊菩薩に拝した夢を見られる。 
 天皇は行基菩薩五台山の霊地に似た
山容を探すように命じた。
 諸国を歩いた行基は、
神亀元年(724)、
土佐の五台山が天皇の霊夢に相応しい
と感得。
 本尊の文殊菩薩像を自ら栴壇(せんだん)
の木に刻み、堂塔を建立し、
五台山金色院竹林寺と号した。

 大同年間(806~810)には、
弘法大師が滞在して、
瑜伽行法を修し、
荒廃した堂塔を修復、
第三十一番札所に定めた。

 本尊の文殊菩薩は、
4人の侍者を従えて、
獅子に乗った「騎獅子文殊」で、
五十年に一度しか開帳されない秘仏。