宇都宮をさ迷っていたなっちゃん、野良犬だった割にはきれいな犬です。
体は茶色と白、三角の耳がぴんと立って、尾は柴犬らしい巻き尾です。
女の子らしい柔らかい表情の犬で、外見はいかにも犬らしい犬ですが、
性格は猫みたい。一日中暖かいところで丸まっています。しかも猫の
ように手で顔を撫でる仕草をします。
口角が上がっているので、時々笑っているように見えます。本人(本犬?)
は何事にもいたって無関心、無感動なんですけどね。
これだって、花を愛でているように見えますが、ただユリの花の前に
いるだけです。
いずれにしても、二年前までは、自分の愛犬を猫(?)っかわいがり
している人を見ると、なんて暇人だろうと思っていたのですが、今で
は私も見事に「ミイラとりがミイラになって」しまいました。