goo blog サービス終了のお知らせ 

キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

クレマチス、クレマチス

2018-04-25 10:35:16 | 季節の花々
              

              クレマチスがあちこちであんまり美しいので、我が家にもと、紫の

              花の鉢を買ってしまいました。テレビや新聞や、いやなニュースが

              多い昨今、花を見ると、何だか汚いものが拭い去られるような気が

              して、ほっとしてそれ以上考えないようにしようとしている自分が

              いるような気がします。花にかこつけて、現実から目を背けている?

              

              

              

                   

              そしてまた、ブログにも乗せてしまいました。静岡に「クレマチスの丘

              というのがあるそうです。園内にはクレマチスが咲く庭園やベルナール・

              ビュッフェの美術館、井上靖文学館などもあるよう。連休にでも一度行っ

              てみようと思います。もう花の時期は過ぎているかもしれませんが。

              

              

              クレマチスの横ではもう、一重や八重や春の薔薇が咲き始めています。   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日見ぬ間の

2018-04-22 10:59:26 | 季節の花々
                

                「世の中は三日見ぬ間の桜かな」三日見なかったらもう桜が散っていた、

                世の中はほんに儚いものよ、という意味のようですが、今年の桜はほん

                とに早く咲いて、早く散って、ご近所の実桜も、花が散ったと思ったら、

                すぐに実をつけて、

                

                 

                まさに三日見ないうちに真っ赤になりました。もう食べごろです。

                去年は五月の連休頃だったと思うのですが。

                

                その横ではもうかわいい鈴蘭が咲いています。

                 

                

                川崎の花つツツジもあちこちで派手やかに咲いています。

                

                

                

                その他、ツルニチニチソウや撫子や小手毬、アイリスも。

                            
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なっちゃん、クレマチスの下で佇む

2018-04-19 11:25:11 | 季節の花々
             

             なっちゃんのお散歩コースにあるマンションの生け垣に今年もクレマ

             チスが咲き始めました。八弁の花が風にそよいでいます。白や濃紫の

             花もありますが、この生け垣の花はみんな薄紅色、可憐です。

             

             

             

             

             

             鉄線という和名も花の強い感じが出ていて好きですが、クレマチスも良い響き

             です。名前で印象が変わることってありますね。Every child has a beautiful name.

                      鉄線の花平らに空広し          高浜年尾
             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忙しい春

2018-04-16 17:58:19 | 季節の花々
             

             「世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし」という

             古今集の歌がありますが、今年は三月のうちに桜がさっさと終わり、

             他の花々が競うように咲き始めて、季節が先へ先へと急いでいるよう

             な、いつにもまして気ぜわしい春です。のどかに花を愛でるには、あ

             まりにいろんな花が一斉に咲いて、なんだか忙しい。

             

             

             

             

             

             

             

             

             ライラックや、もっこうばら、ポピー、藤、オダマキ、その他、あの花や

             この花や。いつも桜のあと、楽しみにしているかわいい花海棠や花桃など、

             見ないうちに散っていましたよ。もう、アイリスが咲き始めています。

               春爛漫〇△の曼陀羅図     岡本紗矢句集「向日葵の午後」より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花水木

2018-04-15 13:21:37 | 季節の花々
             

             今年は桜から花水木へ変わる間隔が短かく、いま薄紅の花水木が満開です。

                薄紅色の可愛い君のね

                果てない夢がちゃんと終わりますように

                君と好きな人が百年続きますように

             青空に映える花水木を見ていると、一青窈の「花水木」の美しい言葉と

             メロディーが浮かんできます。幸せが途中で不意に終わってしまわない

             ようにという意味が込められた歌詞だそうです。

             

             

                  

             

             

             ワシントンへ贈った桜のお礼にアメリカから贈られたというのは有名

             な話です。英名のdoogwoodというのは無粋な名前ですが、和名の「花

             水木」はきれいですね。この頃街路樹や、庭木の花水木が増えてきた

             ような気がします。秋には紅葉してきれいな二度楽しめる花木です。

                  新しき街新しき花水木           中村姫路
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春が来た

2018-03-25 10:35:22 | 季節の花々
              

              春が来ました。桜以外にもピンクや赤の木の花があちこちで満開です。

              

              

              

              河津桜や寒桜や花桃や、

              

              

              八重や一重や、赤や白や、椿もきれいです。

              

              

              水仙もまだまだ咲いています。この時期の黄色い花の代表、ミツマタも。

              

              野原一杯に咲いているタンポポのかわいいこと。    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河津桜

2018-03-15 16:30:00 | 季節の花々
              

              今年は少し遅いようですが、河津桜があちこちで濃いピンクの花を

              咲かせています。

                 

              白木蓮も咲いています。純白の大きな花が枝一杯に咲くと迫力があります。

                 

                数年前に伊豆の河津にお花見に行ったことを思い出します。

                川沿いにどこまでも並ぶ見事な河津桜、染井吉野より色が

                濃いので、見ごたえがあるというか、これも大迫力でした。               

                 

                でも、この河津の河津桜、何十年か前に、川の土手沿いに

                植えたのが、老木化してきているそうです。その後法律が

                変わって、強度の問題でもう土手には新しい木を植えられ

                ないのだとか。地元の観光関係の人は頭をかかえているそ

                うです。でもね、それって人間の勝手ですよね。花がきれ

                いだからって植えられて、老木になったと嘆かれて。金子

                みすゞにこんな詩があります。

                     お花が散って 実がうれて、

                     その実が落ちて 葉が落ちて、

                     それから芽が出て 花がさく。

                     そうして何べん まわったら、

                     この木は ご用が すむかしら。   金子みすゞ「木」

                何十年もご用がすまないでしょうね。それでも「ご用」があ

                るのはうれしい事かも。人間ももう「用なし」だ、なんて

                言われたら、自分が要らないなんて言われたら、悲しいで

                すものね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリー・クリスマス

2017-12-25 16:30:56 | 季節の花々
             

             今年もまた亡き母の作ったクリスマス・リースを玄関に飾りました。                         

             

             ハロウィンが終わってすぐ飾り付けられたクリスマスのオーナメントも今日まで

             です。キリスト教徒であろうとなかろうと、この時期町中が温かい美しい雰囲気

             になるのがいいですね。もっともこのクリスマスの日に四歳の男の子が親に虐待

             されて亡くなったというやりきれないニュースがありました。悲しいです。

                     

             昨日のクリスマス・イブは川崎市有馬の恵みの丘協会のクリスマス会に

             読んでいただいて歌を歌ってきました。降誕祭劇やゲームなどもあり、

             楽しく温かいひとときでした。

               らふそくの燃えゆくはたのしクリスマス       山口青屯

             

             

             真綿色したシクラメンがきれいです。

             お正月に向けて、赤い千両の実なども花瓶にさしてみました。             

             

             今日は与謝野蕪村の命日でもあるそうです。

               雪降りて蕪村忌にしてクリスマス          富安風生

               待ち人の足音遠き落ち葉かな            与謝蕪村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花は

2017-10-16 17:17:28 | 季節の花々
                   

                   「遠い山から吹いてくる、小寒い風に揺れながら、気高く清くにおう花、

                   きれいな野菊薄紫よ」野辺の薄紫の野菊は、一番秋を感じる花です。

                   西湖いやしの里根場で様々な秋の花に出会いました。

                   

                   

                   

                   桑、薊、紫式部、秋の花には紫色が多いような。

                   

                   

                   

                   でも、色鮮やかなコスモスも。ダリアやアスタチウムなど夏の花も

                   まだ咲いていました。

                   

                   純白の秀明菊が澄み渡った秋の野辺で揺れていました。

                   

                   

                   枕草子にも出てくる女郎花や薄も夕日に輝いていました。清少納言は

                   「秋の野のおしなべたるをかしさは、薄にこそあれ」と言い、次に秋の

                   花がすっかり散り、さらに冬の終わりになり、頭が真っ白になってい

                   るのも知らず、風に揺られて立っている、人間と同じだ、なんて言って

                   殊の外薄に肩入れしています。もののあはれですねえ。

                     山は暮れて野は黄昏の薄かな          与謝蕪村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花おのおのの手柄

2017-09-23 11:47:25 | 季節の花々
             

             

             紫式部の実が濃い紫になり、真っ赤な彼岸花が咲き、秋だなあと思うかたわらで、

             

             熱帯の花ブーゲンビリアがいまだ鮮やかに咲いています。

             熱帯原産の花ですが、この頃よく見かけます。

             

             オオハンゴウソウも夏によく見かける花ですが、帰化植物のようです。

             近頃は季節がいつなのか、ここがどこなのか分からなくなるほど、名

             前も知らない様々な花がいつも咲いている気がします。

             

             

             でも、芙蓉や黄花コスモスを見ると、ああ日本だな、秋だなと思います。

             芭蕉が、名古屋から木曽路を抜けて、江戸へ帰る更科紀行に出かける

             際に、門人たちに、こんな句を贈ったそうです。

                草いろいろおのおの花の手柄かな

             どの花もどの花も、その花の個性を持っていて、それぞれにすばらしい。

             師匠からこんなことを言われたら、弟子はたまらないでしょうね。

             一生あなたについて行きますっていう気持ちになるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする