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キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

なっちゃんが負けた猫たち

2011-03-17 16:32:59 | ペット
           

          地震以来ずっとびくつきどおしのなっちゃんです。今日も犬の入れるカフェ

          へ連れて行ったのですが、何がそんなに怖いのか、ずっと震えが止まりま

          せんでした。でもまあ、小心なのは、今に始まったことじゃありませんが。

           

          近所の猫ちゃんたちには負け続けです。このきれいな白いふとん猫たち、

          なっちゃんが通っても目で追うだけ。なっちゃんの方は、見なかったふり

          で通り過ぎました。

           

          この猫には、フーッと威嚇されて、飛んで逃げました。

           

          もちろん、近所のボスのこの強面の大猫にはかないません。それにしても

          我が家の周りには、結構たくさんいるんです、猫たちが。野良猫じゃなくて

          飼い猫かもしれませんが。猫は自由ですものね。

          猫や犬たちにかまけていられる日常を、今ほどありがたく思ったことはあ

          りません。それにつけても、被災地の一日も早い復興を願わずにはいられ

          ません。
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なっちゃん7

2011-03-15 11:40:19 | ペット
             

           地震以来、とてもナーバスになっているなっちゃんです。呑気そう

           な、何事も敏感に感じそうにない犬だと思っていたのですが。

             

           不安そうな、頼りなげな表情をします。食欲もいつもほどではないし。

             
           人影が見えなくなると不安らしく。ちょっとトイレに入っただけでも、

           ドアのそばに来て、待っています。東北では人の命、犬や猫の命

           も信じられないほど多数失われました。その犬たちの分も幸せに

           暮らさせてやりたいと思うこの頃です。
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兄弟姉妹-BROTHER SISTER

2011-03-11 09:31:25 | ペット
海のはてまで連れてって
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


      この頃はまっているアーサー・ビナードのエッセイ『日々の非常口』を読んでいて

      双子の話に興味をそそられました。彼は幼い時から近所に住む双子の兄弟と仲良

      くしていたけれど、日本に来て結婚し、奥さんに「あの兄弟のどっちがお兄さんな

      の?」と聞かれるまで、双子に兄弟があるなんて意識したこともなかったそうです。

      これはとても良く分かります。英語やドイツ語の文章を翻訳していて、brotherや

      sisterが出てくるといつも困ります。兄か弟か姉か妹か分からないと日本語にでき

      ないんです。でも原文にelderやyoungerが付いていることはほとんどありません。

            

      兄か弟か、文章のどこかにヒントがないか探すこともあります。日本はまだまだ昔か

      らの慣習で長男意識が強いような気がしますが、考えて見れば、先に生まれたから

      って何が偉いんだってことですよね。その辺はやっぱり欧米の方が気楽な感じです。

      ところが上の『海のはてまで連れてって』(原題Sea legs )では、双子の兄か弟かが

      大問題なんです。このいたずらっ子の双子、父がスチュワードとして乗船している
     
      豪華客船にこっそり乗り込むんです、一方が自分が兄だと主張し、何事にも主導権

      を握ろうとします。でも兄から命令されっぱなしの弟のほうが実は賢くて、挙句の

      果てに弟だと思っていたほうが、先にこの世に生まれてきたのだと分かります。ま

      あ結局仲良し兄弟で、密航していることが何度もバレそうになりながらも、最後に

      は海賊を捕まえて、めでたしめでたしとなります。結構えげつない悪戯もしでかす

      この兄弟、憎めないんですよね。

             

      シアラーの作品はたいてい男の子が主人公です。もっとシリアスでファンタステック、

      時に気味の悪い作品が多く、そちらの方が人気がありますが、言葉遊びの多い、

      単純にアハハと笑えるSea legs! 大好きです。
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なっちゃん6

2011-03-01 14:56:56 | ペット
ドクター・ヘリオットの愛犬物語(上) (ドクター・ヘリオットシリーズ) (集英社文庫)
ジェイムズ・ヘリオット
集英社


            

           Dr.ヘリオットはイギリスの獣医で作家だった人ですが、その温かいユーモアあふれる作品のファン

           は未だに多いようです。私もその一人。とくに彼は犬好きだったようで、猫や他の動物のお話もあ

           りますが、犬にまつわるものが断然多くあります。

                

           我が家のなっちゃんを見ていると、一日中丸くなって寝ているし、前足で顔を洗うし、

           まるで猫のよう。他にも変わっているなあと思うところがたくさんあります。           

                

           ところが、ヘリオット先生のお話を読んでいると、それぞれの犬の変人(変犬)ぶりは、

           なかなかのものです。一生に一度しか吠えなかった犬や、子どもたちと一緒に滑り台

           を楽しむ犬や。犬も十犬十色だということがよく分かります。

                

               なっちゃんなんか、ごく普通の犬らしい犬かもしれません。

               この足を交差させるポーズ、優雅でしょう?
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なっちゃん5

2011-02-23 18:14:03 | ペット
              

      桜草がきれいな季節です。本家の木の桜とは全く違いますが、ピンクの可愛い花です。

              

      なっちゃんは電信柱が一番好きですが、次にお花や草が好き。桜草の匂いもくんくん。     

              

      寒さも和らいできたので、猫のようにまん丸くなって寝ていたのが、この頃は時々
 
      体を伸ばして寝ています。

              

      控えめな犬です。何かあっても、とても飼い主を助けてくれそうな犬には思えません。

      ニュージーランド、クライストチャーチの地震は人事とは思えませんが、テレビで

      見ると、犬たちが瓦礫の下の人たちの救出に活躍しているようです。英語の研修に

      行っていた人たちのようですね。希望を持って楽しく学習していたのだと思います。

      私もそういう研修に参加したいと思っているので身につまされます。そこで被災す

      るとは。なんとか全員無事で救出されるといいのすが。
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きみはブルードッグの友だち?

2011-02-17 14:19:32 | ペット
                    

               このブルーのメタルカラーの犬の絵本、意表をつかれます。

               作者は絵本作家というより画家。「やあ、僕の名前はジョー

               ジ、画家なんだ」という書き出しで始まります。ブルードッグ

               (ブルドッグじゃありません)は猫にも犬にも友だちがたくさ

               んいます。ブルードッグは面白くて、ジャジーで、アストロノ

               ートで、しかもワイルド。だから作者はブルードッグと友だち

               を一緒に描きます。でもブルードッグは一人でいる時間も好き。

               だから作者はブルードッグ一匹だけの絵も描きます。
 
             

               この青い犬なら犬嫌いのなっちゃんでもお友だちになれるかも。

               だって、友だちと遊ぶのも好きだけど、一人でいる時間も大切

               にする、そんな機微の分かる犬なんてそうはいないでしょう。

             

               散歩の途中で草を食べるなっちゃん。この間は笹の葉をむしゃ

               むしゃ食べました。きみはパンダか。
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なっちゃん4

2011-02-12 15:28:34 | ペット
            

     なっちゃんと散歩に行くと、あちこちでミツマタの花が咲き始めています。あの

     和紙の原料になるミツマタです。ほんとに枝の先が三つに別れています。犬と

     と散歩に行くようになってから、木や草や花や風や、色々な発見があります。

            

     菜の花ももうすぐ咲きそう。なっちゃんがその菜の花を熱心に見つめている?

     ように見える、なんだかちょっとほのぼのする写真です。

            

     いつもはどんな犬にでも、特に同じ柴犬には敵意むき出しのなっちゃんなのに、

     このハンサムな白柴くんには、とても愛想よくしました。ビビビッと来たので

     しょうか。この数分後にはつれなく別れましたが。
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なっちゃん3

2011-02-10 15:26:28 | ペット
            

      宇都宮をさ迷っていたなっちゃん、野良犬だった割にはきれいな犬です。

      体は茶色と白、三角の耳がぴんと立って、尾は柴犬らしい巻き尾です。

      女の子らしい柔らかい表情の犬で、外見はいかにも犬らしい犬ですが、

            

      性格は猫みたい。一日中暖かいところで丸まっています。しかも猫の

      ように手で顔を撫でる仕草をします。

            
     
      口角が上がっているので、時々笑っているように見えます。本人(本犬?)

      は何事にもいたって無関心、無感動なんですけどね。

            

      これだって、花を愛でているように見えますが、ただユリの花の前に

      いるだけです。

      いずれにしても、二年前までは、自分の愛犬を猫(?)っかわいがり

      している人を見ると、なんて暇人だろうと思っていたのですが、今で

      は私も見事に「ミイラとりがミイラになって」しまいました。
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なっちゃん2

2011-02-09 15:00:39 | ペット
         

    人間と同じで犬にも性格があることが、なっちゃんを飼い始めてよく分かります。

    彼女はほんとに気の小さい犬です。頭も良くなさそう、何も覚えませんから。

    もっとも、成犬になってから覚えさせるのはどんな犬でも大変なようですが。

    これはお得意の女の子座り。真剣に食べ物がほしい時はちゃんと座りますが、

    普段はたいていちょっと色っぽいこの座り方です。

          

    雨の日に散歩に連れ出そうと、レインコートを着せたら、かたまって動かなくなり

    ましたし。かわいい服を着た犬をよく見かけますが、彼女はとても嫌がります。

         

    これもハンカチで頬かむりをさせたら、ものすごく嫌だけど我慢している顔です。

         

    しかも保守的で、事なかれ主義のよう。動かなくていいんだったら、なるべく

    動きたくいないという犬です。良いとこなしですよね、でもこの拗ねたような

    目がなんともかわいい。

        
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なっちゃん1

2011-02-08 10:26:15 | ペット
         

       2年前、息子が結婚して家を出たのと入れ替わりに、我が家の一員

       になった”なっちゃん”です。年はその当時で多分3、4歳、多分柴犬。

       来た当時はほっそりした雌犬でした。今はというと、2キロも太って

       体重10キロ以上!もこもこしたおばさん犬になりました。

           

       多分というのは、素性がよくわからないからです。私以外は皆動物好

       きな家族が、以前から犬を飼いたがっていました。ワンワンセンター

       なんかを見て回っていたのですが、なかなか思うような犬に巡りあ

       えずにいたところ、ネットの動物愛護協会のもらって下さいサイトに、

       可愛い柴犬らしい犬の写真がありました。まあ会うだけ会ってみよう

       ということで、はるばる宇都宮まで出かけたところが、そのまま連れ

       て帰ることになってしまったのです。その3ヶ月前、街中をうろついて

       いるところを、犬好きの一家に拾われ飼われていたのですが、前から

       いる2匹の犬と折り合いが悪く、里親を探していたのだとか。なにしろ

       あまりにもおとなしい犬で、何の抵抗もなく我が家へやって来て、住

       みつきました。名前は夏にもらったのでなっちゃん、単純な名前です。

       近所になっちゃんという女の子がいて、呼ぶと両方が振り向きます。

            

       どれぐらいの間、のら犬でいたのかわかりませんが、猫にさえ負ける

       弱虫で、よく生き延びられたものです。何かの理由で捨てられて、直

       後に拾われたのかも。人間には良いけれど、犬となるとどんな犬にも

       敵愾心むき出しです。何かトラウマがあるのでしょうか。あまりにも

       寡黙で、来てから数ヶ月鳴き声を聞かなかったくらいです。ただし、

       芸はまったくできません。何度教えてもお座りさえできないんです。

       なっちゃんという名前だけはかろうじて覚えたようですが。まあ、

       噛み付いたり、逃げ出したりするよりいいですかね。これはいやいや

       帽子を着せられている写真ですが、かわいいでしょ。
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