今晩は、酔っ払いヨシゾーです。でも、服は着ています。
で、久しぶりに積丹で、ぶん投げてこようかと思ったけど、何だか最近釣り人の事故が多いみたい。天塩では釣り人が行方不明になっているし、昨日は兜千畳敷岩から落ちて亡くなった人が居るようだ。今、ヨシゾーは酔っ払いなので今日は絶対行けない。って言うか、夜が怖いので無理。明日にしようかな~なんて思ってるけど、天気が・・・・・・・・・・・。
なので、今日は前回の大会で使用した砂錘と根掛りについて、愚痴ってみようと思う。
日本海の磯で根魚を狙う場合は、とにかく海底がガチャガチャで根掛かりが多発することがある。根掛かりには大きく錘が岩の間に挟まる根掛かりと、針が海草や貝、岩の隙間に引っかかる根掛かりの2パターンに分けられ、どちらかと言うと錘が岩の間に挟まって根掛かりする場合の方が多いようだ。
その錘が根掛かりする対策として考えられたのが砂錘で、鉛の様に海底に残らず、砂と木綿で出来ているので自然に返るエコな捨て錘なのである。しかし、この砂錘は道南方面ではポピュラーな物らしいが、道央圏ではあまりお目にかかる事が無い。どうしてかは判らないけど、仕入先の問題なのだろうか?はたまた、道央の磯は道南方面の磯より、根掛りしにくいのだろうか?同じ北海道内なのに、どうしてなのか不思議である。
これが赤頭巾ちゃん!ならぬ、砂錘
そしてヨシゾーも先日の大会で”ひろし。。。”さんに頂いた砂錘なるものを生まれて初めて使てみた。まずは行きのバスの中で砂錘の話がでて、皆に見てもらったら、やはり初め砂錘を見たという人ばかりだった。重さ自体は非常に軽いが、水を含んでだら重たくなりそれなりに投げられるんではないかと言う意見もあった。
で、効果はと言うと、今回は全く確認出来ませんでした(涙)
日本海側に多い根掛かりの要因は、海底が亀裂質の岩が複雑に入り組んでいる事が根本的な原因と思われるが、それ以外にも、
・うねりや波、潮流によって仕掛けが流される。
・リールを巻いて錘を引きずる。
・道糸を張った状態にしたままで置き竿にする。
・仕掛けそのものの問題。
と根掛かりする要素は海底の状況以外のも沢山あるはずだ。
なので、仕掛けや錘の形状にもいろいろ工夫が凝らされた物がいっぱいある。
ま、これらは、
・着底したら仕掛けを動かさない。
・道糸は張らずにたるませておく。
・仕掛けの誘導部分は出来るだけ減らす。
これだけ守るだけでもかなり、根掛かりは減らせるのである。
実際、前回はあまり潮が動いていなかったせいもあるが、仕掛けは3個しか取られていなかった。(20個持参して未使用13個、使用済み4個)。肝心の砂錘に至っては、最後まで根掛かりしなかったのだ。なので、効果がわからなかった。おまけに、最初は砂錘の木綿糸部分をスナップに付けて海に投入するので、毎回錘が無くなってくるのかと思ったら、何度も繰り返し使えるのである。竿を仕舞うときに、”凄い強度があるんだな?”と思って砂錘を持って引っ張ったら、簡単に切れた(笑)
また、アフロ作治には悪いが人身御供になってもらい、上記の3点を守るだけで、かなり根掛りが減らせると言うう事を例にあげてみよう。
【前々回の下見】
ヨシゾー → 仕掛けのロス 0個
アフロ作治 → 仕掛けのロス 7~8個?
【先週の大会】
ヨシゾー → 仕掛けのロス 3個
アフロ作治 → 仕掛けのロス 18個
これには流石のアフロ作治もショックを受けたようで、先日buchiさんの店での反省会を行ったときに判明したヨシゾーとアフロ作治の違いは、どうも上に書いた3点の違いのようなのだ。
ちなみに、アフロ作治は襟裳バカなので、日本海に慣れていなかっただけです(笑)
なので、皆さん。上の3点を守るだけでも、日本海の磯では多少は根掛かりが回避出来る様になりますよ(笑)
しかし、これはあくまでも日本海の場合で、しかもうねりや波、潮流が穏やかで仕掛けが流されない場合の根掛り防止対策なのである。
このため、仕掛けが流される様な場所では、やはり砂錘や捨て錘が効果的だと思う。また、かなりの荒業だが、捨て錘としてわざと軽めの三角錘やスパイク錘を使用し、着底と同時に仕掛けを流して根掛かりさせて、仕掛けをポイントに留めるという技がある。このため、1回の釣行に物凄い量の錘を海底に残す事になるのだが、その点を考えると砂錘はロスしても自然に帰るのでエコ商品なので、これからはもっと重宝されるかもしれない(笑)
しかし、砂錘自体は少し軽目なので、水深のある狭い溝を狙う時に潮流が早い場合は着底までに、かなり流されそうな気もするのだが、これは潮流や波、うねりを読み投げる方向と海面への進入角を計算出来る経験値と腕でカバーするしかないのだろう。
って、ヨシゾーはそんな溝を見つけることも、経験値も、腕もコントロールも持ってません。
あるのは、気合と根性だけです(爆)
ま、根掛りは根魚釣りには絶対ついてまわるものなので、皆さん工夫して自分なりの根掛り対処法を見つけてください。
おまけに、日本海でも場所によって海底の様子は千差万別なので、あくまでこの根掛り対処法は参考程度と言う事で(笑)
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捨て糸を使う時は鉄製の古いボルトや針がねで縛った石を使います。
これだと以外と投げれるし、砂錘同様自然に無くなりますよ。
例えば溝などに打ち込んだ時、たるませると針が岩などに引っ掛かる要素も含まれるので、投げる場所に合わせてハリスを調整する必要もあると思われます。 などと書きましたが、そんなに上手く行くのなら根掛かりなどしない筈ですよね(笑)
>捨て糸を使う時は鉄製の古いボルトや針がねで縛った石を使います。
いいですね。こんどやって見ようかな。
短い人は、5cmくらいの人もいます。
それでも魚は食ってきますから、奥が深いですね(笑)
ま、襟裳や黄金道路は昆布やホンダワラの中に打ち込むので、強引に引き抜いて仕掛けを回収できますが、日本海の根掛りは本当に苦労します。
だれか、投げたら自動的に岩にへばりつき、竿を煽ったら自動的に外れる錘ロボットでも格安で作ってくれないかな。
でも、荷物になるのであまり好きじゃないんですよね。
あ、コマセとゴロ減らせば・・・・・・・・・・・。
ある意味究極の選択です(笑)
砂錘は岩盤系やゴロ石系の海底に適していますが、海草系海底や潮流が速い場合は不向きですね。他には、棒錘というのもありますがこれも弱点は砂錘と同じ。そこで、道南の某釣具店で売っている「ロックシンカー」の登場です。
飛距離は出ませんが、着底後の安定性は良いですから一度お試しあれ。ちなみに岩部海岸(どん深、速潮流、根あり)などでは、普通にサーフステルスを使い、潮に流され根で止まるのを待つことも多いですよ。そこで大型のマコガレイやババガレイが揚がるのです。
針はやはりコストと使い勝手から言って、根魚狙いなら丸セイゴで十分でしょう。当然、一本針で、ハリスは5cm以内ですね。
そして仕掛けには極力余分な部材を使わないこと。これらが引っかかることもかなり多いですし、コスト的な問題もありますから。
ちなみに私のハチガラ仕掛けには一切金属部材は使用していません。しもりも小さい夜光浮きしもりのみです。
それと私は根魚に関しては基本的にコマセやゴロを使うのに反対です、カジカは別として。荷物が重い、臭い、そして必ずしも魚が寄る保障が無いからです。魚はいれば釣れるので、当たりが無いなら即場所移動して拾い釣りする方が効率的に感じています。
追伸;ついに私もヒッププロテクターに手拭タオルをぶらさげるようになってしまいました(笑)
長文によるご意見ありがとうございます。
やはり、どんな錘でも一長一短がありますね。
ロックシンカーは札幌のア○漁にも売ってますが、まだ使った事はありません。今度使ってみます。
>ついに私もヒッププロテクターに手拭タオルを・・・・・。
あの格好はヤバイっすよ。タオルで鉢巻しだしたら漁師ですから(笑)
>これで80~90%の確立で仕掛け、獲物共に回収しています。
凄い回収率ですね・・・・・。
ヨシゾーは根掛りしたら、とりあえず放っておきます。
かなりの確立で針に付いた魚が外してくれるので。
ウソです。確立はそんなに高くありません(爆)