こんな結末を誰が予想しただろうか?
08’最後の最後で・・・・・・・・・・・・・・、やられました!
22日土曜日、ブログ更新のボタンを押したとたん○村は現れた。予定時間の13:00よりも20分も早い時間である。この時点で、異変に気が付かなかったヨシゾーは、既に敗北が決まっていたのかもしれない・・・・・・・・・。
そして、二人はbuchiさんの店に寄り、最後の支度を整え出発。わがままな○村のリクエストに答え、コンビニや作業服専門店に寄り道しながら、豊浦方面を目指しました。ルートは、距離優先で支笏湖周り。途中の美笛峠はみぞれが降りしきる悪天候、おまけに真っ白いアイスバーン。これは、帰りは危険だなと話しながら2時間半もかけて洞爺湖町に。コンビニで、晩飯代わりのカップラーメンをすすり腹ごしらえした後、目的の場所に向かいました。
高台の空き地に車を止めた時は既に16時。この場所は初めての場所なので、まずは下見です。ポイントが見渡せる場所まで歩き、全体を見回して波の具合、離れ岩などのポイントとなりそうな場所と全体像を頭の中に叩き込みます。思いのほか、波・風がありまがノープロブレム。この時既に、ヨシゾーの頭の中では○村に勝つための戦略が練られ、コテンパンにやっつけるイメージが出来上がっていました(笑)
準備を整え、ポイントを確認しながら斜面を下り、600mほど歩いて最初のポイントへ到着したのは17時頃。何故か竿を出す前にポツポツと雨が降り始めたのですが、天気予報は曇り、降水確率10%~20%。最初は直ぐ止むだろうと思っていたのですが・・・・・・・。
最初のポイントは、一人のポイントなのですが、仲良く?二人で竿を出します。しかし、聞いていたポイントを吉村に譲り、別の離れ岩周辺を狙ったヨシゾーは、一度竿尻が跳ね上がる当たりがあるも魚が乗らず、ハゴトコ、ガヤ、30cmほどのアブラコなどの小魚だけでギブアップ。そんな、ヨシゾーを尻目に○村はカジカ2本をキープです。しかし、その後は当りも遠く、カミナリも光りだしたので、雨宿りを兼ねて一時避難したのは19時頃でした。
満面の笑みです、おめでとうございます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しばらく、休むも一向に衰える気配のない雨。先手を取られた悔しさと、この天気に気分も一気に落ち込みました・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、このままでは終われないヨシゾーは衰えを知らぬ雨に逆らい、途中にある教えてもらったポイントをスルー、高台から見渡して狙っていたポイントまで約500mの大移動。ここで、○村とは離れて釣開始。そして、やっと待望のお魚を連続ゲットです!
かわいいサイズのカジカと、32~33cm位のナガラゾイ。しかし、この時点で奴はカジカを1本追加して、ヨシゾーを追い詰めます。その後、10m~20m位の小移動を繰り返すもも当たり無し。この時、○村は更に40cm級2本とアブラコを追加し、カジカ5本+アブ1本。
”ダブルスコアーですね(爆)”
などとメチャクチャ余裕をかましてます!
もうこれは一発逆転しかないと大移動を決行し、200mほどの離れた場所に向かいました。しかし、この場所は予想以上に波が無く、まるで鏡のような海面です。ダメか?と言う予想とは裏腹に連続で2本を追加し、俄然やる気に火が付いたヨシゾーは、その後は竿2本を2回打って当たりが無ければ10~20m移動という、超攻撃的な釣りでカジカ2本を追加!やっとカジカ5本となり奴に追いつきました。
しかし、全く止まない雨?みぞれ?雪?のせいで、寒くは無いのですがずぶ濡れ状態。
23時過ぎには、下着まで浸水したので”もうダメ!”とギブアップ宣言した○村が車に戻りました。ヨシゾーも、少量のコマセと数本のイカゴロが無くなったら止めると言い別れます。
そして、竿1本が根がかりで終了!残った1本に、”08’年の最後の最後だ!”と自分自身に言い聞かせ、残ったコマセを”これでもか”ってくらい詰め込み、イカゴロはダブル!”うりゃ~”って、10m程の超遠投で、逆転の一撃を待ちます!そして、ある程度後片付けをした後、少しでも雨に当らないように背後の岩陰にへばりついて竿先に集中。
そんな時、突然携帯が鳴りました。手にはイカゴロ&コマセをコネコネしすぎて悪臭を放つゴム手を履いていますが、既に中まで浸水しているため、手にへばり付いて上手く脱げません。
何とか半分くらい脱いだ時、
”どっか~ん”
竿先が、これでもか!って位揺れてます。しかし、ゴム手が半分脱げた状態でどうすることもできません、ほんの数秒だと思いますが物凄く長く感じました。おまけに、焦るのでなかなか脱げないのです。数秒後、やっとの事でゴム手を脱ぎ、携帯電話を無視して、竿の元へダッシュして、
”うりゃ~!”
竿が、物凄い弓なりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
リールを巻いたら巻いただけ竿が弓なり・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
????????????????????
痛恨の根掛りです。
左右に動いてはあおり、テンションかけては緩め、何度も何度も色々試みましたがビクともしません。ダブルゴロ天秤なので根掛りには比較的強く、いつも簡単に抜けてくるのですが、魚が岩の間にへばりついているのでしょうか?全くビクともしません。
仕方が無いので、道糸を緩めてしばらく放置です。
その間に、コマセバッカンやゴロバッカン、餌箱を洗い荷物を整理して放置時間の手持ちぶたさを紛らわせ、後は今出している竿を1本仕舞うだけの状態にして待ちますが、一向に竿先が動きません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして、”もうそろそろか?”、”まだダメかな?”っと再び煽ってみた瞬間
”ブチ・・・・・・”
道糸と同時に、ヨシゾーの緊張の糸も切れ、急に寒さが身に沁みます。
結局、電話は○村からで、下着まで浸水したので、コンビニに下着を買いに行くと言うたわいも無い内容です。そして、電話口で今起こった事を話すと、ヨシゾーの気持ちを逆撫でするように大笑いしていたのは言うまでもありません!
まるで、図ったような最悪のタイミングでの電話!
今度、携帯を機種変更する時は、多少汚れても水洗いできる防止仕様の携帯にしようと心に誓いました。
【釣果】
○村 ; カジカ5本、アブ1本
悔しいから、写真は小さくしておきます(爆)
ヨシゾー; カジカ5本、クロゾイ1本
情けないので、もっと小さくしておきます(涙)
結局、勝敗は40cm前後のカジカ2本を釣った○村の勝利と言うことで、08’が終了。最初のポイントで2本の差をつけられたのと、あの電話にやられました・・・・・・・。
もう、奴の悪巧みと言うか?第六感?いやいや負けたくないと言う執念にやられた感じです。
しかし、今回はかなり微妙な判定だったので、来年からは釣り倶楽部同様に、
”1匹身長+5匹重量で勝負で白黒つける。”
事にしました。なので、来春までに電子秤を購入せねば(爆)
ま、それにしてもこの時期の雨はメチャクチャ辛かったのですが、そんな天気にも負けず、何とか後半頑張って追いつき、5本キープできたので個人的にはなかなか頑張った釣行でした。
しかし、スタートダッシュのつまづき、雨、○村の妨害が無ければ確実に二桁は釣れたでしょう。”取らぬ狸の皮算用。”ではありますが、少し悔しい思いがあるのも事実です。
って、実は何が悔しいかって、釣った魚の数より、奴に負けたことが悔しいです(笑)
そんな思いは、帰りの車の中で、ルンルン気分で運転する陽気な○村に対し、ワンカップを煽って愚痴っているヨシゾーの行動が物語っていました(爆)
「実力です!」と思ったらぽちっとね。くやし
さすがですね。最後の根掛かりして切れたのはやはりでかかったのでしょうか?
悔しさわかります。あとタイミングのいい電話も。(笑)
こんど、同行しませんか?
ど変態の世界が堪能できるはずです(爆)
水産関係者も驚きのメータークラスだったと思います(爆)
それにしても移動10回以上って・・・・移動が苦手な私には到底真似できません(笑)。
その時点で勝負はついていますね。
途中のポイントにカジカ3匹はいたはずなのに・・・。
少し反省しなさい!(笑)
カジカは待っていても、なかなか来てくれないので、自分から迎えに行ってます。
次回からは、車を降りたとたんしゃべらないことにします(笑)
ドMなら、順応できますよ(笑)