明日も朝から休日出勤。どうにかならんかね~。と言いつつも、今日はヨシゾーがマガレイの数釣りに使っている直結誘導仕掛け。7~8年位前につり新聞に載っていた仕掛けをヨシゾー流にチョット改良したんだな。この仕掛けは、本当によく釣れる。積丹方面でたった4~5時間で60枚以上釣った事も1度や2度ではない。ダブル!トリプル!ダブル!てな具合。帰り道の崖登りが辛いこと・・・(~~;
【用意するもの】
- 幹 糸 16号 ナイロン 90cm
- ハリス 4号 ポロエステル 70cm・20cm
- 針 ビックサーフ 13号×3本
- ローリングサルカン 7号×1個・4号×1個
- ローリングスイーベル 4号×1個
- クロスビーズ M×1個
- 装飾 パニックベイト ×2個 他お好みで。
- 熱収縮パイプ 1.5mm×10mm×2個
ハリスの「アクアキング」、どうしてヨシゾーが持っているは不思議じゃありません?そうです、昨日ダイワのカタログと投魂カタログ仕入れたときに、見つけたので買ってきました!ちなみに、ドリルに刺さっている小さなビーズはクロスビーズです。幹糸を通す穴を1mmに拡張します。
【下針の作り方】
- ハリス70cmの両端に針を結びます。このとき、片方の針を結んだら装飾を入れ、もう片方の針を結びます。
- 装飾を付けた方の長ハリス15cm、短ハリス5cmに合わせ、この部分を8の字結びで結びます。その上1cmのところにも、もう一度8の字結びを作ります。
- この状態で、針が付いていない方は輪になっていますが、この輪をカットして、2本よりを作り、下針の完成!段差2本針です。
装飾はお好みで。ヨシゾーは段差針の上針には装飾を付けずに餌だけ付ける。下針にはパニックベイト。これは、餌が大きく見える効果があって周りの人よりデカイのが釣れると信じてます。実際に釣れます。釣れるのです!ヨシゾーはパニックベイト信者です。
【幹糸の加工】
- 幹糸にローリングスイーベル4号を通し、チチ輪結び(ブラッド・ドロッパー・ループ)の輪の中にローリングスイーベルが来るように結びます。このとき、下針と結ぶ方の幹糸の長さは最低15cmほどの長さを確保しておきます。
- チチ輪結びから上40cmの場所に8の字結び、ビーズ、クロスビーズ、ビーズの順に幹糸に通し、また8の字結びで止めます。このままでは、クロスビーズが16号の幹糸を通らないので、1mmのドリルで幹糸を通す穴を広げます。
- 8の字結び上20cmの箇所にローリングサルカン4号を結びます。
- ローリングスイーベル4号から下10cmの箇所にローリングサルカン7号を結びます。このとき、結ぶ前に熱収縮パイプを通しておきます。
【下針と幹糸、上針と幹糸の合体】
- 上針のハリスをクロスビーズに通し、針から10cmの場所で8の字結びで固定します。
- 下針の2本よりの部分に熱収縮パイプを通し、幹糸の下に結んだローリングサルカン7号に結びます。
- 最後に、熱湯に熱収縮パイプを入れて完成です。
【仕掛けの長さ】
今までの説明では、ちょっとわかりにくいと思うので、仕掛けの長さ表示します。上から順番に
- ローリングサルカン4号 → クロスビーズM = 20cm
- → チワワ結び+ローリングスイーベル4号 = 40cm
- → ローリングサルカン7号 = 10cm
- → 2本より~8の字結び = 5cm
- → 8の字~8の字結び間 = 1cm
- → 短ハリス = 5cm
- → 長ハリス = 15cm
ローリングサルカンから下針まで約90cmの長さになります。
【Goodな点】~爆釣間違いなし!・・・魚がいればですが。
- 上針と下の段差針までの距離が短いので、1枚のったらその反動でもう片方の針に誘いがかかり、ダブルで釣れる確立が非常に高い。
- 下の段差2本針で餌のボリュームUP。カレイの食欲をそそります。
- 錘下の太い幹糸10cmが天秤の役割を果たし、投げた時の絡みが少ない。
- 下針に魚が掛かった場合、錘が支点となって、回転するので、半誘導式となり食い込みが良い。
【Badな点】~超遠投が出来ない。一気投げ禁止仕掛けです。
- 10枚も釣ると、下のハリスがヨレヨレになり、交換が必要となる。下針にダブルで付いたときは最悪で、2本より状態でカレイが上がって来ます。即交換が指でシゴイて伸ばし我慢して・・・・。いやいや即交換です。
- 幹糸に錘を直結しているので、竿BX+錘33号の組み合わせでは、錘をつないでいるチチ輪が投げた瞬間に結びが切れる。このため、27号の錘しか使えないが、それでも切れる場合がある。
そうです、この仕掛けの最大の弱点は遠投一気投げが出来ないのです。射程距離は4色半~5色で、小型天秤仕掛けに比べ半色から1色違います。・・・・残念!
【この仕掛け どうですか?】
どうですかこの仕掛け?作ってみたくなったでしょう?この仕掛け、色々な結びが必要ですから仕掛け作りの勉強にもなるってもんですぞ!そんでもって爆釣なんてなったら最高でしょう!是非、皆さんもチャレンジしてみて下さい。
結び方を勉強したい人は、是非「フィッシングノット辞典」を読んでみて下さい。
フィッシングノット辞典
おすすめ度 :
コメント:結びの勉強に最適!ヨシゾーのお勧めです。
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さぁっ、2月に入りました。去年は3月頭から川カレイを釣りに余市に毎週通っていた○野ですが、今年は仕事の関係上4月からの活動になるでしょう。うぅっ、早く海に行きたいよー(涙)
皆さん今年もガツンと投げ釣り、楽しみましょう(言われなくてもって感じですかねー)!
春になってカレイが釣れたら、釣果報告しますね。
○野だよ~ん!さんはじめまして。投げ釣りサイコーですね!(笑)
これからもよろしくお願いします。
PS
だんだん、ヨシゾーさんの、マジックに犯されて行くようで、怖いっス!(パニックベイトも手に入れなくては。)
使用しながら、こうすれば、ああすればと考えるのも楽しいですよ。
投げは投げでもコロダイ、タマミ釣りが何より好きという偏屈者でございます。(今の時期はカレイ狙ってますが・・・(^^;)
仕掛けやタックルの話、隅から隅まで読ませていただきました。
ヨシゾー殿は凄く研究熱心ですね!
こちらとは多少の違いはありますが、大変勉強になりました。
これからもちょくちょく(毎日かも・・・)遊びに来ますので宜しくお願いしますね(^^
プレイテッド・スプライス・・・・チャレンジしてみましたが上手にできまへんでした・・・・練習が必要のようです(^^;;;;
でも、コロダイ、タマミなんてヨシゾーは本でしか見たことありません。物凄いパワーあるんですよね。ヨシゾーも一度でいいから釣ってみたい。羨ましいです。
プレイデット・スプライス、慣れれば簡単ですよ。最初の編みこみさえ出来れば。要は慣れですね。頑張ってチャレンジしてみて下さい。
ニックさんのブログもチョットだけ読ませていただきました。でも、今日はもう眠いので・・・。
勝手ながら、リンク張らせてもらいます。
これからも、よろしくです。
30年振りに釣りするのに自作仕掛けで挑もうって言う心意気に感服しました。
パニックベイトの固定は、
①からみ防止夜光パイプ1.5mm 長さはお好みで。
②小型ビーズ
③パニックベイト
④夜光玉やキャッツアイなどの小さめのビーズ
⑤3mm位の夜光ゴムパイプを1mmくらいにカットした小さな輪
の順にハリスに通します。
①は、針の結び目付近に、パニックベイトのヒラヒラスカートの先端が来るように調整するためのもので、無くてもかまいません。
②はパニックベイトの頭まで被せ、落ちないようにする留め具の役割を果たします。
④は無くてもいいのですが、パニックベイトの頭の穴を大きくカットしてしまった場合、パニックベイトが抜けるので抜け防止と集魚効果を狙って付けてます。
⑤は一番肝心な止め具で、最初に⑤の輪をハリスに通します。次にハリスの先端を⑤の輪の針を結んでいる側から通します。この時点で、⑤の輪の中にハリスの輪が通っている状態になります。最後に、ハリスを引っ張ると⑤の輪がねじれて止め具の役割を果たすのです。
文章ではうまく表現できませんが、わかっていただけたでしょうか?
でも、この仕掛けは岩場から投げるための胴付き仕掛なのですが、名古屋方面では天秤を使った吹流仕掛が主流なのでは?
ま、そんな事はどうでもいいので、分からない事があったら、またコメントください。分かる範囲でお答えします。
これからも、よろしくです( ^∇^)
ヨシゾーさん、今後も楽しく拝見させていただきます。どうぞ寒い折、風邪等引かれませぬよう、くれぐれもご自愛ください。今後の益々のご活躍をお祈りします。本当にありがとうございました。
今後も、たまに遊びに来てください。