去年は有給休暇をほとんど使わずに思いっきり余したので、今年は暇なこの時期に有給を使ってやろうと企んでいたところ、なにやら週末は良さそうな天気予報。
急遽、有給休暇を申請してから餌を調達。
もう一度、マガレイか?とも思ったけど、気が付けば襟裳の海岸で岩の上に乗っかってました(笑)
襟裳の場合、何時もは釣れたウサギもカジカも実家に置いてくるかリリースするのですが、今回は珍しく嫁がアブラコのムニエル?なるものを作るので数匹持って帰って来てという要望が!
・・・・・・・・・・・絶対釣らなければならなくなりました(笑)
【一人でも怖くな~い!】
襟裳岬の駐車場に着いたのは金曜日の早朝。
人気は無いけど一番開けた場所で街灯もトイレもあるので一人でも怖くな~い!
直ぐに寝袋に包まり就寝。
気が付いたら明るくなってました(笑)
そして、海を見ると予想通りの凪状態。
もう乗るしか考えられません。
【取らぬタヌキの皮算用】
東歌別、菊水、西東洋などの候補地からヨシゾーが選んだのは前回と同じ場所。
今回はプライベートなので、潮待ちの時のポイントや、上陸した岩場の探索もかねての選択です。
ま、二週間で魚も入って来て、運が良ければ50UP連発という皮算用もありましたけどね(笑)
で、予想より潮が落ちるのが遅く、上陸できたのは5時を過ぎており、早速竿3本出して打ち込みますが、反応があるのは前回は皆無だったハゴトコのみ。
ホンダワラの横を丹念に探るも釣れてくるのはハゴトコ。
多少ウネリがあるNo1ポイントに移動して竿を出しましたが、ここはハゴトコさえ反応なし。
・・・・・・・・・・・・・・・・やっちゃった?
【ギョエ~、竿が・・・・・・・・・・・】
移動する事3回目。
やっとウサギの当たりがあり、何とか45UPが釣れたのが7時近くでした。
一安心です(笑)
しかし、その後も魚はなかなか口を使ってくれません。
仕方が無いので、竿をそのままにして竿が出せそうな場所を探して放浪し、ふと竿のある方向を見ると竿が見え無い???
あれ?????
あれれ?????
慌てて戻ってみると、遠目でも三脚ごと竿が倒れているのが見えました。
おまけに近づくと、竿1本が2mほど沖で浮いてます。
ギョエ~!
あの重たいステンレス三脚が倒れる事など考えられないのに、どうして竿1本が海の中?
半分パニックで、何がおきたのか理解できませんでしたが、幸いにも竿2本の幹糸が漂流中の竿に絡まっていたので、何とか無事救出。
しかし、仕掛けを回収しても魚も付いていない。
後で、その事を仲間に話したら、アザラシの仕業じゃ無いかと言う事です。
ま、事実は不明ですが、魚が掛かってもカモメがかかっても倒れる事など無い三脚なので、仕掛けに着いた魚をアザラシに横取りされたと考えると納得できます。
あ~あ、それにしても助かった(笑)
【襟裳の八時半】
無事竿を救出して直ぐに場所移動。
今度は上陸地点付近に戻り、昆布林地帯の足元とホンダワラ地帯の沖目を投げ分けて仕掛けを投入します。
すると、足元では30cm程度のカジカや40前後のウサギさんが遊んでくれるようになりました。
しかし、あたりは元気の無い当たりばかりで、活性が低いのがわかります。
それでも、ホンダワラの中からたま~に45UPも釣れ出して、何とか嫁へのお土産もキープできたと喜んでいた8時半!
元気のいい奴が竿先を激しく引きこみ、イカゴロをガップリ咥えてあがってきました!!
一応、スケールのたるみが出ないように足で抑えて手で引っ張り図り計測するとジャスト50cm。
ま、大会の審査では2cmほど縮むので、泣きの50cmってところでしょうか(笑)
太陽も出てきて水温も多少あがり、やっと魚の活性も上がってきたようですが、それと反比例するようにイカゴロもコマセも尽きたヨシゾー!
1本針のカツオだけで粘ります。
活性が高くなると、カツオだけでもいけちゃうんですね(笑)
【撤収】
今回は潮が下がり上陸できたのも遅かったけど、潮が込んでくるのも早かった。予定では10時過ぎまで出来ると思っていたのだが、9時過ぎには潮が込んできたので45UPの4匹だけキープして撤収!
結局、期待していた入れ食いとはならず、釣れ出したのは太陽が出て水温が上がりだした8時過ぎからで、それもポツポツ。
50UP連発(爆)という思惑とは掛け離れた、釣行だったけど後半は十分楽しませてもらいました!!
次回は毎年恒例のアフロ作治との襟裳行脚!
今年こそは大差をつけられるような大物を釣りたいな(笑)
さ、リールでも分解掃除するか?
って、水没したのがどのリールだったかな(爆)