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稽古する稽古

2014-09-23 21:34:31 | お芝居演劇
 台本潤色p8まで。遅い?いえいえこんなもん(今年も予断を許さない)新しいシーンも登場人物が限定されて、せっかくの一日稽古なのに出番がない子がうずうず。そこで演出ななみんと相談。「みんなが動けて楽しい練習ないかな?」稽古を預かる身としては当然のリクエストだったので、去年のコンクール作品『素晴らしい世界。』の惑星のシーンをやってみたらって提案。台本も4ページだけコピーして渡してみた。なるべく1年生を登場させて一時間で形にすること。それがリクエスト。
 やってみたら想像以上に面白かったみたい。動ける1年生はほっぺた真っ赤。うがっちの長セリフを、なんとおじょーが一時間で台本離して読んでるし、見ている2年生は自分の関わったシーンなもので「そこはこう、あそこはああ」って演出助手の大量発生。斯くして稽古場はえらい盛り上がったのでありました。
 稽古場は活き活きと動いている。これってとても大切。あそこは創造の場なのだ。灰皿や罵声が飛び交い、役者が萎縮する稽古場ではクリエイティブな作業は出来ない。緊張感も大切だよって意見には、遊びにこそルールが必要ってちゃんと教えてもらう。自分や仲間を批判しない本気で遊ぶ。今日は稽古をする稽古がみんなで出来たのかも知れない。
 そろそろホントの稽古、させなくちゃ。
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