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新入生歓迎公演

2014-04-26 10:35:34 | お芝居演劇
 僕にとって2年目となる県高演劇部の春。去年は大量12名の新入生を確保し、部員倍増計画を成功させたワケだが今年は如何に? そこでやったことの無かった新入生歓迎公演にトライ。
 台本は協議の結果、やっぱうがっち作『ちゅーそんくん。』に。ところがこれが、とても新歓にふさわしいモノとは思えない重苦しい内容。別にエロ本とか「死にたい」ってセリフとか出てきても良いんだ。物足りないのは「どうせ明日は変わらない。俺にはみんなそれが見えている。悪いのは周りがアホやから」って斜めに見ながら物語が一歩も幕切れで昇華しないこと。中二病のお芝居を中二のリアリティで高校生が描いてなんの意味がある? そろそろ遠慮しないでもいいかなって今回はぶつけてみる。ちょっと考えてしっかり受け止めて、物語は夜を終わらせる話に生まれ変わった。
 20分のお芝居とはいえ、練習は実質5日。信じられない綱渡り。前日ゲネで何度もお芝居は止まりそうになり、ハラハラ感はドマックス。それでも昼休みに1年生の教室にみんなで告知に回ったり、立て看客席整えてお客さんを出迎えます。緑創館2Fのホールにはなんやかんやで20人ちょっとの客入り。幕が開いてしまえば何が起ころうと役者の世界。もの足りないところもあったけど、話題の入浴シーンもバッチリ決まってゲネとはひと味違う緊張感で駆け抜けた。
 カーテンコールでは役者紹介で作者、うがっちを忘れるというトラブルもあったけど(僕のせいか?)、シゲが演劇部の魅力と仲間に加わってちょうだいのご挨拶。短くまとめるって言ったくせに俺のより長いじゃん(笑)まぁそれも良しでしょう。
 アフタートークイベントと称してさっそく新入生もバラシに巻き込んで、気がつけば締めの頃には新入部員9名を加えた総勢24人の新生演劇部に。お菓子も食べて自己紹介して、こんな感じで今年も走ります。
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