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10近畿大会上演だけ終了

2010-11-19 22:54:11 | お芝居演劇
 怒濤の秋もこれで一段落。忙しかったよね。近畿大会初日終了です。
 朝一冷めた客席に苦労した奈良市立一条。可愛い高校生の実態を見せていただきました。サスペンスって難しいですよね。
 二校目大谷。大阪老舗です。部員不足は深刻らしいですが、さすがの女優さん。たった二人で広い舞台の55分間が埋まります。劇に関しては二人でする群読という印象。会話とか、リアルなやりとりという面では今の基準ではちょっと?だけど、いい台詞があるんです。母子家庭なめたらあかんという場面で出る「なんべん父の日経験してると思てんねん。」などという台詞に客席で思わずうなずく。友達の足にほおずりする演技もたまらん可愛い。
 昼休み後の和歌山。純です。心洗われます。まじめに既成台本に立ち向かった努力作。全員いい人に見えるのは課題かも知れません。孤独を時間でしか表現できていなかったのも残念かな~。他に演出する方法はある気がしました。
 滋賀水口。可愛い。素敵。台本に仕掛けがいっぱい。仕掛け=ネタ?ではないはずなのだけど、ドラマが盛り上がる瞬間に横やり的にネタが来る。うの先生シャイ過ぎじゃないですか? ドラマの階段は遠慮せずに上がればいいと思います。もちろん上がる必然性は必要だけど十分必然性はあるのに上がらずにかわすという台本は珍しいです。お陰で後味さわやか。これが狙い?なのかなぁ。
 府立北かわち。本日最大の舞台。重量級舞台を創立3年で持ってくるのは敬服。看板女優はちっこいけれどやりてで素敵です。上演直前だからじっくり見られなかったのでこのぐらいしか分かりませんけど、伊丹西の芝居とは全く別の作品だと理解しました。この辺審査会が「被ってる」と判断するならそこまでかなって感じ。幕締め間近のひずんだチャイムの音は楽屋まで鳴り響いていました。ただし一個だけダメだし。先生、ドアは開けたら閉めようよ。
 ほんでもって伊丹西。う~ん。自分たちのことは分かりません。ちっこいエラーとか多かったんじゃね? わざとやってる訳じゃないけど。脚本、演出に関してはどう取るかで全く違うので…。ぱす!

コメント
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