伊丹西高校の自然科学コースには課題研究『探究』というオリジナル授業があります。前半は実験実習の仕方、レポートの書き方などの基礎を。後半は班に分かれてそれぞれ自分たちのテーマに沿って研究を行います。木曜日の5,6時間目連続で4ヶ月掛けるわけですからそれなりの成果を出さなければいけませんよね。ただ予算も限られた中、結構難しい戦いを強いられています。スーパーサイエンスはいいよねぇ。
それでも今年の物理チームは力作2本。一つめは二酸化炭素を使った音レンズ。毎週アイスを昼休みに買いに行ってせこくドライアイスをもらってくるいじましい作戦ながら結構勉強しました。秀逸はエクセルを使った音の屈折行路作成ソフト。音源、風船の半径、内部気体の屈折率などを入力すると画面上に音の行路がグラフで描写されます。「レンズと言いながら焦点がこんな範囲に分散するんだ」など一目で分かる優れもの。
そしてもう一つは障害物回避ロボット。リミットスイッチと電気回路の組み合わせで、光センサーとIC回路に対抗しようという力作。センサー入力→情報処理→出力動作という流れを意識しながら「ああだこうだ」と煙が出るほど回路の設計に頭を悩ましました。スイッチn個を使えば2のn乗の動作が実現できるハズなのですが、回路による電圧のコントロールは超難しかったというのが感想。それでも実際に動く姿を見た人から「すごい…」という声が。目の前の障害物を触覚で感じると素早く方向転換して回避しながら進む様子に制作者達は「かわいい…」と感情移入していました。
両チームとも予想以上の出来映えで鼻高々な発表会でしたよ。
それでも今年の物理チームは力作2本。一つめは二酸化炭素を使った音レンズ。毎週アイスを昼休みに買いに行ってせこくドライアイスをもらってくるいじましい作戦ながら結構勉強しました。秀逸はエクセルを使った音の屈折行路作成ソフト。音源、風船の半径、内部気体の屈折率などを入力すると画面上に音の行路がグラフで描写されます。「レンズと言いながら焦点がこんな範囲に分散するんだ」など一目で分かる優れもの。
そしてもう一つは障害物回避ロボット。リミットスイッチと電気回路の組み合わせで、光センサーとIC回路に対抗しようという力作。センサー入力→情報処理→出力動作という流れを意識しながら「ああだこうだ」と煙が出るほど回路の設計に頭を悩ましました。スイッチn個を使えば2のn乗の動作が実現できるハズなのですが、回路による電圧のコントロールは超難しかったというのが感想。それでも実際に動く姿を見た人から「すごい…」という声が。目の前の障害物を触覚で感じると素早く方向転換して回避しながら進む様子に制作者達は「かわいい…」と感情移入していました。
両チームとも予想以上の出来映えで鼻高々な発表会でしたよ。