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春秋座『演じる高校生?』

2007-01-14 22:14:30 | お芝居演劇
 行ってきました春秋座。バイクに一脚くくりつけ、目指せ9時入り中国道。行ってみて気がついたのですけれど今日は第25回全国都道府県対抗女子駅伝。春秋座目の前の白川通りもちゃっかりコースだったんですね。お陰で交通規制があったり、劇場に向かうお客さんにも応援の旗が配られたり。もらった徳は幸せ者。
 この日の観客動員は史上最高の400弱。それだけ注目を集めたと言える作品二本が上演されました。西宮今津高校の『太陽の箱』は僕にとっては4度目。それでも毎回間違い探しのように演出が更新され、飽きさせない作品。今回はなんと新出キャラクターが登場、。どう見ても小学生の男の子は幕開きに登場するだけでなく、名物自決の場面でも舞台で起こっていることを目撃していました。ん?やりたいことが分からなくもないけれど、H山君がなんと汚れて見えることか。『演じる高校生』はなぁんとなく『企てる高校生』って感じになっておりました。まぁ舞台にタブーはないんですけれどもね。少なくともハンカチ王子は野球少年と同じグラウンドにゃ立つまい。作品の持つスケール感はやはり秀逸。見応えはありましたょ。
 続いて上演の追手門学院大手前高等学校、『あげとーふ』は正直寂しいゲネとお客さんが入ってエンジンがかかった状態の差が歴然。舞台は観客も一緒に作るという大原則を地でいく上演でした。男の子同士の友情ってのは、下手な恋愛を眺めているよりよっぽど羨ましくてたまらんもんなんやろうなと再発見。リアクションのいい全国大会にこのメンバーで行けたら…。いやいや。きっと新たな『あげとーふ』を作り直して来てくれることでしょう。何しろ豆腐は足が速いですから賞味期限はめちゃ重要です。
コメント (4)
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