思えば文豪(ワープロ専用機)→マッキントッシュDuo230+Dock(PowerMacより前)→シャープメビウス(Win95)と進んだ我がIT機器の歴史の背後には必ず電子手帳が存在し続けていた。最初のもらいものCASIO機以外全てザウルス。MI-E1を最後に電子手帳は携帯電話へと姿を変えた。ブログへの投稿、スケジュール管理、電話帳、メールチェックなどに加えカメラまで備えた時期主力サブマシンはこれだ。電話としてみれば確かにデカいが、ザウルス+デジカメ+携帯電話が全てケーブルレスで合体したと思えば苦ではない。ただ惜しむらくはFOMAの電波の切なさと、僕自身が『日本折りたたみ電話撲滅協会会長』を名乗り続けていたこと。いやいや、これは電話ではない。電子手帳なんだと自分に言い聞かせる毎日である。
F900iT レビュー
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