35番目は、日本の本流心理学での取り扱い例。
●宮城音弥『神秘の世界~超心理学入門』岩波新書(1961)
『夢』、『精神分析入門』、『天才』、『人間性の心理学』、『心とは何か』
『性格』、『愛と憎しみ』、『心理学入門』などの心理学入門書を岩波新書
から多数出版していた心理学界の大御所が、これらのラインナップの
ひとつとして書いたもの。1985年には、『超能力の世界』と改題されて
再版した。
おそらく私が読んだ最初の超心理の本である。そのとびらには、
証明なくしては何物をも容認せず
アプリオリーに何物をも否定せず
と書かれている。簡単に言えば、やみくもに白黒つけないという、科学的
方法の真髄の表明である。これは超心理研究ではとくに重要な観点である。
宮城先生(東京工業大学名誉教授)は昨年末、97歳で永眠された。
●宮城音弥『神秘の世界~超心理学入門』岩波新書(1961)
『夢』、『精神分析入門』、『天才』、『人間性の心理学』、『心とは何か』
『性格』、『愛と憎しみ』、『心理学入門』などの心理学入門書を岩波新書
から多数出版していた心理学界の大御所が、これらのラインナップの
ひとつとして書いたもの。1985年には、『超能力の世界』と改題されて
再版した。
おそらく私が読んだ最初の超心理の本である。そのとびらには、
証明なくしては何物をも容認せず
アプリオリーに何物をも否定せず
と書かれている。簡単に言えば、やみくもに白黒つけないという、科学的
方法の真髄の表明である。これは超心理研究ではとくに重要な観点である。
宮城先生(東京工業大学名誉教授)は昨年末、97歳で永眠された。