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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

進歩する統計的評価法

2007-05-29 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター29号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL29.pdf

1980年末の日本超心理学会大会は、中野サンプラザで行われた。

なかでも松田氏の「評価について」の講演では、偶然の一致説や
成功のみの報告説などの非難についていかに対抗するかが問題点
としてあげられている。

この問題点については、90年代のメタ分析の研究でほとんど
完全に解決された。超心理学の進歩を感じさせるアーカイヴである。

メタ分析:
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/2-9.htm

人体特異功能~耳で字を読む

2007-05-28 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター28号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL28.pdf

中国の人体特異功能の研究として、耳で字を読む事例が報告されている。
小さな紙に漢字や図柄を書いて丸めたものをたくさん用意しておき、
被験者は、そこから1つとって、耳に入れて透視をするのだ。

耳に入れるのは必然的ではないらしい。両手が自由になって透視結果の
描画に便利であるし、周りの人から透視対象が公然になっているわりには、
盗み見がしにくい。また頭部に接着しておくと見える気がしてくるという
ものである。これは、確かこの実験の経験が豊富な小久保先生から聞いた。
つまり、耳に入れるのでなく、鼻の穴に入れるのでもいいのだ。

サバイバル研究と記憶

2007-05-27 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター27号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL27.pdf

笠原先生が、生まれ変わりや憑依などのサバイバル研究では、過去の
出来事を語ることが要であり、その点では拡張された記憶概念の検討
が重要になる点を論じている。ロルの記憶の場理論にも関連する。

この号にはあと、ブロードのサバイバルの分析の概要、当年アイスランド
で開かれたPAの様子が報告されている。

テニスボールを裏返す少女

2007-05-26 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター26号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL26.pdf

ライアル・ワトソンの「ライフタイド」の紹介がある。

ヴェニスのクラウディアという少女が渡されたテニスボールを
(念力で)空気を詰めたまま皮を反転した。ワトソンがそれを
ナイフで切ったところ内部から通常の柔毛の表皮が出てきた
という。

この本は工作舎から「生命潮流」として翌81年発刊された。
今でも売っているので、購入できる。ワトソンは最近も元気に
いろいろ執筆しており、いくつかは翻訳もされている。

じつは私は、
ワトソン直筆のサイン入りの「ライフタイド」をもっている。

ライン博士の葬儀

2007-05-25 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター25号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL25.pdf

ライン博士の葬儀に大谷先生が列席した様子を書いている。
デュークの荘厳なチャペルで開かれ、壇上には、日本超心理学会
からの、菊の花束が備えられたとある。まさか日本から持って
行ったのではないよね。

デュークチャペル(礼拝堂):
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/1-2.htm

日本でのPA大会の開催を目指して

2007-05-24 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター24号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL24.pdf

1980年時点の将来展望が語られている。
英文雑誌の発刊、PA年次大会での毎年の発表、日本でのPA
大会の開催など、チャレンジングな構想が表明されている。

残念ながら、四半世紀を経過してほとんど実現されていない。
研究者人口が増えないからだろう。

ところで、今年のPA(カナダ)では、小久保先生が発表するらしい。

霊能者アレックス・テイナス

2007-05-23 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター23号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL23.pdf

前年のカリフォルニアで開かれたPA大会の報告がある。

カールス・オシスが霊能者アレックス・テイナスの実験を行なっている。
アレックス・テイナスは1990年に亡くなるまで、超心理学界に大きな貢献
をしたようだ。ラインセンターの図書館には、彼の名前が冠されている。

http://www.alextanous.org/

ライン博士の訃報

2007-05-22 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター22号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL22.pdf

現代的実験超心理学の開祖と言えるJ・B・ライン博士が
1980年2月20日のに84才で逝去され、ここにお知らせ
が載っている。

あと、佐々木茂美(現日本サイ科学会会長)のスプーン曲げ
実験、アーウィンの偶発ESP体験の調査の報告が載っている。


スプーン曲げのときの脳波測定

2007-05-21 | 超心理アーカイブ
2005年のPAの紹介が終了した。
1980年のJSPPニュースレターの紹介をしよう。

<JSPPニュースレター21号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL21.pdf

スプーン曲げのときの脳波を測定したとちょっと記載されているが、
脳波と脳機能の関係が十分にわかっていないのだから、スプーン曲げの
ときに特異な脳波が出現したとしても、それ以上研究が進まないのでは
ないか。そもそもスプーンが曲がってしまうくらいなら、脳波測定電極
も「曲がって」しまって、妥当な測定値が出ないのではないかと思う。

念を送ると遠くの人の脳波に影響が出るという使い方ならば、生産的な
結果が出そうに思うがどうだろう。

日本超心理学会第12回大会の報告

2007-04-18 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター20号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL20.pdf

1979年12月号で日本超心理学会第12回大会の報告が掲載されている。
中野サンプラザで行なわれており、いくつかの興味深い報告がされている。

たとえば、ESP実験の途中で妨害刺激を入れると、直後の試行の成績が落ち、
直前の試行の成績は上がったという。終わりに近づくと成績が向上することは
かねてより指摘されており、時間的なターゲットの焦点化がやりやすくなる
ためと考えられているので、同じ影響かもしれない。

この大会で、第2代の会長に大谷宗司先生が選任されている。現在も会長を
されているので、もう30年近く続けられていることとなる。

※ニュースレターの紹介はここでいったん区切って、明日からはPA2005年
 の発表論文の紹介をする。

スーザン・ブラックモアの活躍

2007-04-17 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター19号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL19.pdf

この号では、第3回のSPR(心霊研究協会)の国際会議が紹介されている。
イギリスのスーザン・ブラックモアが精力的に活躍されている様子が見てとれる。
彼女は当時は、超心理学の肯定論者としてよく知られていたが、ESP実験に
良い結果が得られず、その後、否定論者に転じるのである。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/1-3.htm
また、読書ガイドの37番を参照されたい。

ガードナー・マーフィーの生涯

2007-04-16 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター18号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL18.pdf

この報告では、ガードナー・マーフィーの訃報があり、彼の生涯が記載
されている。彼はニューヨーク市立大学で超心理学研究室をかまえ、
羊・山羊効果で有名なガートルード・シュマイドラーを育てた。

読書ガイドの59番参照。


超心理学へのコンピュータの導入

2007-04-15 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター17号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL17.pdf

1979年の夏期研修会は茨城県日立市で行なわれたようだ。
東海村の原子力センターの見学もなされた。

研修トピックは、超心理学へのコンピュータ応用だった。
おりしもパソコンがはじめて発売されたころ。超心理学への
応用はかなりの意義があっただろう。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/2-7.htm

私もNECのパソコンPC8001を買って使っていた。
プリンターが英語とカタカナしか表示できないのに、なんと
14万円もした。

臨死体験のシンポジウム

2007-04-14 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター16号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL16.pdf

1978年のPAで行なわれた臨死体験のシンポジウムの報告。
オシス、リング、セイボム、スティーヴンソンなどの講演があったようだ。

笠原先生が79年に、たま出版から翻訳出版した、オシス&ハラルドソン
「人間が死ぬとき」の解説もあり。

臨死体験については、読書ガイドの77-80も参照されたい。

フロイトと心霊研究

2007-04-13 | 超心理アーカイブ
<JSPPニュースレター15号>
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/archives/NewsLetter/NL15.pdf

東邦大学の渡辺恒夫先生が、フロイトの解説を報告している。ユングとの
論争では、フロイトは心霊的要素を認めない立場であったので、フロイトは
超心理の反対者であるような印象である。ところが、後年、経歴をやりなおせる
のであれば心霊研究をやりたいと、カーリントンへの手紙に書いているくらい
なのだ。フロイトの超心理学関連主要論文は、以下にあるそうだ。
「精神分析とテレパシー」1921年
「トラウマとテレパシー」1922年
「トラウマとオカルティズム」1933年
邦訳:続精神分析入門第三講「夢と神秘主義」