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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

大統領選の遠隔透視

2014-05-04 | 論文ガイド2
<PA2013(9)>

●カッツ&ブルガツ
「大統領選の遠隔透視」
(カリフォルニア・アメリカ)

11人のリモート・ビュワーに対して、2012年の大統領選の結果を
間接的に予知透視してもらう構図の実験をした。

被験者には、単にターゲットは人物であるとだけ示して、選挙の
1週間前に、通常の遠隔透視の方法にて、印象を語ってもらった。
その人物印象を判定者に送って、オバマに合致する特徴項目と、
ロムニーに合致するものとの、どちらが多いかを判定させた。

その結果、オバマが多いとした結果は8、ロムニーが多いとした
結果は3であった。人物の期待効果が出ている可能性があるので、
オバマの当選が予知透視がなされたとは、必ずしもいえない。
しかし、人物透視を行う際の問題点などの知見が得られた。

参考:http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/3-3.htm


精神の起源

2014-05-03 | 論文ガイド2
<PA2013(8)>

●アントニオ・ギジッタ
「精神の起源」
(ナポリ大・イタリア)

現在の科学的世界観では、精神活動は脳に由来し、脳は生物化学的な
物質でできているという還元論的考えになっている。

こうした考えは、デカルト世界の一面だけをとりあげたものである。
デカルトは、物質と精神はそれぞれあるとした二元論を提唱したが、
現在の科学は、物質面だけで精神を説明しようしたので、還元的な
唯物論となってしまったのである。

一方、精神面だけで物質を説明すると、物質は本来的には存在しない
幻影であるという観念論になってしまうし、デカルトのような二元論
では、物質と精神のかかわりあい(どの状況で精神が生まれるか)が
うまく説明できない。

そこで、140億年前の宇宙の創生以来、物質と精神に共通した特性が
進展し、その双方が生まれてきたとする一元論的な考えを主張したい。
これによって、超心理学の実験成果も的確に解釈できるはずである。

※ この主張はオーソドックスな汎心論のように思える。
参考:http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/8-3.htm