超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Electrical Sensitive 電気センシティヴ

2008-09-30 | 用語解説E-L
<ソルボーンの用語解説(E-6)>

Electrical Sensitive 電気センシティヴ
電気製品や電灯、時計やコンピュータなどを故障させたり、
狂わせたりする人。念力現象の一種のように見える。

※超心理実験で高いスコアをしばしば達成する被験者を
 センシティヴと呼ぶ。


Edinburgh Split エジンバラ・スプリット

2008-09-26 | 用語解説E-L
<ソルボーンの用語解説(E-3)>

Edinburgh Split エジンバラ・スプリット
リチャード・ブラウトン(1979)がエジンバラ大学にいたときに
提唱した用語で、ひとつの実験で探索的側面(新しい仮説を
見出すこと)と検証的側面(既存の仮説を確かめること)を
同時達成するようなデータ分析方法。まず実験で得られた
多くのデータを適当にふたつの群に分割(スプリット)する。
そして、第1群のデータ分析をもとに仮説を生成し、その仮説
を第2群のデータを用いて検証を試みる。首尾よく検証された
ならば、仮説が正当化されたと言える。

※ひとつの実験データで仮説を発見して、発見したのと同じ
 データで仮説検定しているという、誤った分析が世の中に
 横行しているなかで、超心理学は厳密な方法をとっている。


Ectoplasm エクトプラズム

2008-09-25 | 用語解説E-L
<ソルボーンの用語解説(E-2)>

Ectoplasm エクトプラズム
シャルル・リシェによって超心理学に導入された用語で、交霊会で
物理霊媒が体外に放出するどろどろした物質を指す。それはしばしば
具体物へと物象化することがあった。語源は、本質的物質(プラズマ)
が外部に出た(エクト)という意。


Dualist Hypothesis (心身)二元論仮説

2008-09-23 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-30)>

Dualist Hypothesis (心身)二元論仮説
精神過程は脳とは異なった独自のものである(脳には
還元できない)とする哲学的立場。超心理学分野では、
超心理現象が非物質的な過程で働くとする主張、さらに
人間の心は(少なくとも部分的には)非物質的であり、
死後も存続するという立場までが含まれる。


Dowsing ダウジング

2008-09-21 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-28)>

Dowsing ダウジング
無意識に行なわれる自動運動のひとつであり、L字の一対の棒かY字の棒、
または振り子を使って、地下水や油田などの探査を行なうこと。ときには
なんの道具も使わずに自分の手だけで行なう者もいる。(たとえば、O
リングテストなど。)

Dowser ダウザー
ダウジングをする人

Map Dowsing
地図の上でダウジングを行ない、探査物の位置を地図上で特定すること。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/2-6.htm


Down Through (DT) ダウンスルー法、DT法

2008-09-20 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-27)>

Down Through (DT) ダウンスルー法、DT法
ESPカードを使った透視実験法で、一組のカードを裏向きに
積み上げた状態で、一番上のカードから順に、底のカードまで
一気に当てる(コールする)方法。つまり、一枚一枚めくったり
動かしたりはしない。


Doorway Test 戸口テスト

2008-09-18 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-25)>

Doorway Test 戸口テスト
チャールズ・タート(1972)が、他人のオーラが見えているかどうか
の判定に考案したテスト。大きくて安定したオーラをもつという人間
を選んで、その人に戸口の端に身体が見えない状態で立ってもらう。
その状態でも被験者がオーラを手がかりにその人が戸口に隠れて
いることがわかれば、オーラが見えていると判定できる。統計的には、
戸口に立つ場合と、オーラが見えないほど奥に立つ場合を、ランダム
に実験を繰り返すことで、厳密な有意性を示すことができる。


Doctrinal Compliance 教義応従

2008-09-17 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-24)>

Doctrinal Compliance 教義応従

ジャン・エーレンウォルドが提唱した概念で、患者が物語る体験が
治療家の想定や理論に合うように表出すること。(もちろん治療家
による暗黙の誘導の可能性も大いにあるわけだが)超心理学では、
患者と治療家のあいだにテレパシー的なつながりが発生したの
ではないかとも推測されている。