家作りに無意味な5年間

2006-06-27 22:29:28 | 家のこと(土地決定まで)
さて、昨日も書きましたが私たちが家の建築を考え出したのはおよそ5年前のことになります。一戸建て借家生活をはじめてから3年目ですね。当時はまだ子どももおらず、具体的な間取りや居住地についてのビジョンを持っていたわけではありません。セキスイハウスやミサワホームやパナホームといった大手ハウスメーカーの営業さんに色々と教えてもらいながら家作りを具体化していこうと考えていました。ところが、こちらがロングスパンで考えてくれと言ってても、営業さんは同じようにロングスパンなんて悠長に構えてくれません。あちらもボランティアではないですし当然です。売ってナンボの世界ですから。こっちのペースに合わせてくれる方もいましたが、大半は手持ちの土地にプランを勝手に書いて『こんなのはどうですか!?』となります。プランを見せるというのは効果的ですよね。具体的に間取りや外観を豪華な冊子で見せられると、単純な私なんかはすっかりそこでの生活を想像してしまって、舞い上がっちゃいます。提示された資金プランも無理なものではありませんでしたが、たまたま気に入った土地がなかったのと、家についてのたいした勉強もしていない不安があったため、契約はしなかったのですが、家について勉強するようになって、工法や間取りへのこだわりが出てきた今となってはあのときに安易に契約しなくて、ほんとによかったと思います。 よく言われることですが、家は買うものではなく作る(建てる)ものと考えています。買うのは資材であって、その資材を活かして家を作るのです。持論ですが、車を買うときは色んなディラーをまわって徹底的に比較検討してがんばる人は多いのですが、家となると、同様の労力(実際は車以上でしょう)を払う人の割合が落ちるような気がしてなりません。車よりもはるかに高い出費であるにもかかわらずです。高額の出費相応の労力が求められるからなんですかねぇ。でも、もったいない! ・・・話がずいぶんそれてしまいました。ハウスメーカーの営業さんも、そのうちにこちらの考えがわかっていただけたようで、あまり客として見てもらえなくなった感があります。忘れた頃にDMが来て、土地情報や新商品の情報を提供してもらう関係となり5年がすぎました。仕事が異常に忙しく、相次いで子どもを作ったこともあり、とても家を建てるなんてことまで考える余裕がなかったという現実もあります。営業さんからすれば、迷惑な客だったかなと反省しています。こうやって書き出してみると、ほんとに説明なんかいらない5年間やな。合掌。 明日は現在の状況(土地編)です。

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