ルンバのもう一歩なところ

2010-04-26 19:27:23 | 家電
今回はルンバの短所についてレビューしていきます。

①稼動前の準備が大変
とにかく床に障害物を置いておくと、有効な掃除ができません。
より効果的な掃除を期待するなら、
ルンバ様の通る道をキレイにしておく必要があるのです。
つまりは床全部。
この準備ができていなければ、
通れるスペースが少なくなって、満足のいく掃除をしてくれません。
仕事に行く前なんかは、なかなか床をキレイにする時間なんてないですよね。
なもんで、出かけるときは前日の夜の間に、
床の上の障害物を除去する作業を、あらかたやっておくようにしています。
子どもがいるご家庭では特にそうだと思いますが、これが面倒ですね。
『棚上げする』って表現ありますよね。
まさに床の上のものを根本的な解決は度外視して、
さしあたり邪魔にならないように机やソファに上げてます。
棚上げの意味を実感することができました(汗)

こたつ布団はもちろんすべてめくり上げ。
ハムスターのお家もピアノの上。
SANAAチェアーまでソファの上に乗せる徹底ぶり。
これはちょっとやりすぎの例でしょう。

②メンテナンスの煩雑さ
これはルンバの最も大きな弱点でしょう。
とにかくメンテナンスに手がかかります。
どれほど手がかかるかについては独立した記事を打ちますので、
そちらをお待ちいただきたいのですが、
部品をバラしてブラシに絡みついた髪の毛や繊維ゴミを取り除く、
という作業は手がかかります。
2週間に1回実施しろ、とマニュアルには書いていますが、
毎日働かせていると、2週間に1回ではちょっと足りない感じがしますね。
いい仕事をしてくれるので長く使いたいという思いもあって、
僕は1週間に1回はメンテナンスしています。
この煩雑さは、構造や掃除手法上、避けられないものなんでしょうねぇ。

④ヘタな走行性能の高さ
ルンバは走行性能が高いです。
2㎝の段差なら乗り越えられるよう設計されています。
その乗り越える能力自体はありがたいのですが、
走行スピードによって、乗り越えられる段差の高さが少し変わるのです。
だから、調子よく走っているときに乗り越えられる段差も、
走り出してすぐという状態では乗り越えられないことがあります。
そのため、この子どもの椅子や、
NYチェアーのオットマンに足を乗り越えて入ることができたけども、
出ようとするときに走行スピードが足りないために、段差を乗り越えることができず、
抜け出せなくなったりするんですよね。
高い走破性能を持っているからこその問題だといえます。
置いてあるモノの構造にもよりけりですね。


④mercy邸の吹き抜けに弱すぎ
これは後日、独立して記事にします。
原因はどうあれ、mercy邸のような吹き抜けの仕様になっていると、
必ず動けなくなって止まっちゃうんです。
これはまさしくトラップですよ。
停止率100%なものですから、
2Fはルンバに掃除させたまま出かけることができません。


こんなところです。
④の問題は、ある程度mercy邸に特化しているかも知れませんが、
その他の問題については、どこのご家庭でも存在します。
まぁ、ルンちゃんから受ける恩恵を考えると、
この程度のことは我慢しなきゃなと考えています。

こうやって整理してみると、ルンバ自体の問題というより、
ルンバを使う環境を整えるその手間が大きな問題ということになりますね。
それだけ、製品自体の完成度が高いということなんじゃないかと。

いいところ、もうひとつなところについては、
使っているうちに新たに発見することもあるでしょう。
その都度、レポしていきますね。
次回のルンバ関連レポは、稼動音についてです。
では。


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