空間の広がりや開放感を重視して、透明のものを選択しました。
階段はYKK-APのオープンリビング階段用手摺り、
吹き抜けは南海プライウッドのアルミ手摺りです。
どちらの会社もアクリルパネルには透明タイプと半透明タイプが用意されており、同額で提供されています。
透明のアクリルパネルにするのは決断力が要るところでした。
透明度100%近い純粋な透明ですので、とにかく汚れや手垢や傷が目立つのは目に見えています。
また、吹き抜けを見上げると開放感満点の景観と引き換えに、
2F廊下やホールを歩く人は、下から見られることを考えなければなりません。
特にスカートを履いている女性にとっては、ものすごく気分が悪い可能性も・・・・
これまでスカートを履いた女性が来られたのは2度ほどです。
お2人から苦情は来なかったのですが、ひょっとすると気にされていたかも知れません。
娘達も年頃になれば、お友達を連れてきたときに気になることも考えられます。
吹き抜けから上を眺めてみるとこんな感じです。
僕がここに立って上を見上げない限りは、大丈夫かなとも思います。
・・・・・・。
なんだか、ヘタに開放感にこだわったアクリルパネルにしたせいで、
ものすごく気をつかうことになってしまいましたわ(汗)
で、本題ですが、mercy邸のアクリルパネルの汚れ具合のご紹介です。
こんなことになってます(汗汗)
あ、しもた。2号が保育園で使ってる布団を干しっ放しやった。。。
とっても明確に写り込んでますな(汗)
さらには、
こんな部分もあります。
こちらもまた幽霊のように写り込むお布団が気になります。
汚れはほとんどが指紋や手垢の類で、しかも子ども達のものです。
最初は少し気になりましたが、3ヶ月が経過した今は完全に慣れました。
ある程度、手垢がついているのが当たり前になっているのでございます。
傷はありません。
というか目立つ傷がないというほうが正確です。
ただ、お客さんが来るときには突貫掃除をします。
掃除の方法はひたすらウェスで拭く!
で、掃除したらこんなになります。
ピッカピカの一年生ですわ。
せっかくなのでもう一丁!
半年経ってもまだまだ新築、磨けば光ってくれます。
こうやってお客さんを迎えるときには、
いかにもいつもきれいに過ごしてますよ的な掃除をする自分達が笑えます。
どこも同じなのかも知れませんけど。
ちなみに、このときのお客様はとってもカッコイイ家を建てたけど、
ビルダーが倒産してしまって困ってしまっている後輩でした。
当時、設計を担当したスタッフは独立して事業を営んでいるとのこと。
今後、建物のメンテナンスなんかには相談に乗ってくれるとのことで、
倒産したビルダーのスタッフと連絡が取れることは不幸中の幸いです。
その、とってもカッコイイ家を建てた後輩は、mercy邸を絶賛してくれました。
“何よりも子どもが3人もいるのに生活感が滲み出ていないところがスゴイ”との褒め言葉。
あーうれし(幸)
でもね。それはお客さんが来るので一生懸命に片付けて掃除したからなのだよ、後輩君。
では。
でも、とても、素敵!!
そりゃもう汚れますよ。たっぷりとね。汚れや傷が気になる人なら絶対にやめるべきでしょう。
透明にすることによる開放感や1Fと2Fとの空間のつながりは捨てがたいものがあるのは確かなんですけどね。
モモさん、ディープな世界に入られてますねぇ。記事を読ませていただいては、その検討の深さに感動しています。