と、HPなんかでは高々と掲げていますが、費用は施主負担です。
現実的には、やらせています、なんですね。
ちなみに気密測定も、全棟実施しているそうですが、これも施主負担。
これらはイサットハウスでなくともやろうと思えば施主が直接、測定業者に依頼すればできることです。
測定業者はもちろん、ビルダーを選びませんので、積水もダイワもミサワもへーベルも関係ありません。
なのに“~をしています”という表現が気になって仕方ありません。
確かに“イサットハウスは家を建てている”と言うのと同じことなのかも知れませんが、
気密測定やホルムアルデヒド調査を特別スペシャルに扱っているだけに目立ってしまうのです。
のっけから脱線しまくっておりますが、mercy邸でもホルムアルデヒド測定を実施しました。
測定は2箇所で行います。
通常はリビングと、リビングと異なるフロアのどれか一室で実施されるようです。
でも、mercy邸は2Fでは行わず、1Fの2箇所で実施しました。
1箇所はリビング、もう一箇所はトイレです。
これは僕がトイレでやってくれ、と依頼したのでそうなったのですが、なんでわざわざトイレなのか。
気になっていることがあったんです。
というのもどうも1Fのトイレはおかしな臭いがするのです。
僕はまだ使ったことがないので、僕の排泄物の臭いではありません。。。
刺激臭ではないのですが、ちょっと工業チックな異臭です。
目が痛くなったり頭痛がしたり、ということまではさすがにないのですが・・・臭いはします。
で、この臭いの源は手洗台にあると思っています。
手洗台の下の台座と、上の鏡はともに小さな収納になっているのですが、
これらの蓋を開けて中に首を突っ込むと、その臭いが強くなります。
これはひょっとして、ホルムアルデヒドを発散しまくっているんじゃないかという疑惑が出てきました。
そういえばこの製品の販売業者アレックスのホームページを見ても、F☆☆☆☆なんかの文字を見かけることがありません。
アヤシイ・・・・
と、ラムリンばりのセリフが思わず口をつきます。
こんなことで、mercy邸は通常実施しないらしいトイレでのホルムアルデヒド調査をやったわけです。
リビングでの測定(このままほったらかし)
トイレでの測定(このままほったらかし)
なんや魚釣りでもしてるんかいなと思うような間抜けさですね。
あ、魚釣りが間抜けって意味ではありませんので。
で、先日、検査結果が出ました。
数値で表示すると、まずこれ以下を目標にしたい、日本農林規格(JAS)のF☆☆☆☆基準値が0.3㎎/l。
これに対して、リビングが0.1㎎/lで、軽く基準をクリア。
こんなことはイサットハウスの住宅(そうでなくても)なら当たり前でしょう。
そして、問題のトイレですが・・・・何と0.09㎎/lでした。
おぉ!懸念が一気に吹き飛ぶ結果!!
リビングよりも低い数値が出たことで、洗面台にかけられた疑惑は解消されました。
ではあの臭いは何なんでしょうな。
単純にコーキング剤の臭いといえばそうかも知れません。
だんだんと気にならない程度の臭いになってきてはいますが、完全に消えたわけではありません。
ただ、実地検査によって洗面台の身の潔白が証明された以上、とやかく言っても無意味ですね。
何はともあれ、実地調査によってホルムアルデヒドの極めて低い家であることが証明されました。
精神衛生上、こういう検査はやっておくと安心しますよね。
では。
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