(食べログより)
東京メトロ有楽町線「月島」駅 7番出口より徒歩2分
都営大江戸線「月島」駅 8番出口より徒歩2分
月島駅から147m
キャピタルゲートプレイス1F
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キャピタルゲートプレイス1F
10月18日 NHKBS1「国際報道2019」
南アジアのパキスタンで作られたマンゴーは
数年前から日本への輸出が本格化していて注目されるようになっている。
パキスタンマンゴーは現地では“王様のフルーツ”と呼ばれている。
パキスタンの夏を代表するフルーツ マンゴー。
5月から9月の初めにかけての収穫の時期にはたくさんの商品が市場に並び
買い求める人でにぎわう。
「いつもまとめ買いしています。」
街ではマンゴーに氷と牛乳を加えてつくるマンゴーシェイクも人気である。
「健康にもいいから大好きなんだ。
おすすめだよ。」
パキスタンのマンゴーの生産量は年間約160万トン。
世界第6位である。
最大の生産地は中部の都市ムルダン。
40℃を超える高温多湿の気候と肥沃な大地は
マンゴーの栽培に最も適していると言われている。
この町にあるマンゴーの品種改良に取り組む研究所。
いま力を入れているのは“種なし”マンゴーの研究である。
研究の責任者 モハマド・アミンさん。
新たな品種の開発から販路の拡大まで手掛け
業界では“マンゴーマン”の愛称で親しまれている。
3年前から種の遺伝子の分析などを行い地道な研究に取り組んできた。
その結果
“種なし”とまではいかないが
種の大きさをこれまでの3分の1以下の栽培に成功した。
(モハマド・アミンさん)
「種はありますが大きさは全体の1割から2割程度で
果実は8割から9割もあります。
品種改良に期待ができそうです。」
こうしたマンゴーにはいま海外から熱い視線が寄せられている。
(アメリカのバイヤー)
「種類がたくさんあって味もいい。
最高のマンゴーです。」
輸出先はこれまで中東地域が7割以上を占めていたが
近年 新たな販路を開拓する動きが盛んになっている。
その中でも特に有望視されているのがマンゴーが高級品として人気の日本である。
日本への輸出を手掛けているパキスタンの企業。
日本の厳しい検疫基準に合わせて
3年前 日本から特殊な消毒用の装置を購入した。
高温の蒸気でマンゴーに寄生するミバエなどを駆除するこの装置は
果実の温度を高い温度で保ち
25分間かけて消毒する。
消毒にあたっては必ず現地に駐在する日本の植物検疫官が立ち会い確認を行う。
(農林水産省 植物検疫官)
「世界各国でマンゴーは生産されていて
日本にも複数の国から輸入されているが
甘さやクオリティーは高いかなと思っている。」
日本の厳しい基準をクリアするには多額の投資を必要とする一方
ブランド力の強化にもつながるとして期待が高まっている。
(モハマド・アミンさん)
「日本人はマンゴーが大好きで品質の高いものを求めています。
ぜひ輸出してそうした需要を掘り起こしたい。」
パキスタン特産のマンゴーは日本の市場でチャンスをつかむことが出来るのか。
新たな挑戦が始まっている。