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印鑑 文化(いんかん ぶんか)

2020-06-29 | ダイアリー
日本とアメリカなどとの文化の違いの一つに
印鑑文化があります。
印鑑文化がある国は少なく、世界の中でも
日本と中国、そして韓国ぐらいだそうです。

にほんと アメリカなどとの ぶんかの ちがいの ひとつに
いんかんぶんかが あります。
いんかんぶんかがある くには すくなく、せかいのなかでも
にほんと ちゅうごく、そして かんこく ぐらいだそうです。



印鑑文化は、もともと中国で生まれ
日本に伝わり、広まったといわれています。

いんかんぶんかは、 もともと ちゅうごくで うまれ
にほんに つたわり、 ひろまったと いわれています。


日本最古の印鑑は、北九州で発見された
「漢倭奴国王」と刻まれた金印です。

にほんさいこのいんかんは、きたきゅうしゅうで はっけんされた
「カンノワノナノコクオウノイン」と きざまれた きんいんです。



印鑑は、政府や地方の支配者の
公の印として使われ始め
平安・鎌倉時代になって個人の印として
印鑑を押す習慣が定着したそうです。

いんかんは、せいふや ちほうの しはいしゃの
おおやけの いんとして つかわれはじめ
へいあん・かまくらじだいになって こじんの いんとして
いんかんを おす しゅうかんが ていちゃくしたそうです。


いろいろなシーンで印鑑を押す機会がありますが
同じ「印鑑を押す」というケースでも
「捺印」「押印」「調印」があります。

いろいろなシーンで いんかんを おす きかいが ありますが
おなじ 「いんかんを おす」という ケースでも
「なついん」「おういん」「ちょういん」があります。


「捺印」:署名や記名の上に印鑑を押すこと。
「押印」:署名や記名なしに印鑑を押すこと。
「調印」:捺印と同じですが捺印よりも
さらに重要な取り決めなどを交わす時に押すこと。 

「なついん」:しょめいや きめいの うえに いんかんを おすこと。
「おういん」:しょめいや きめいなしに いんかんを おすこと。
「ちょういん」:なついんと おなじですが なついんよりも
さらに じゅうような とりきめなどを かわすときに おすこと。


では、「署名」「記名」「サイン」の違いは・・・

では、「しょめい」「きめい」「サイン」の ちがいは・・・

「署名」:本人が自筆で氏名を書くこと。
「記名」:手段や人を問わず、氏名を記すこと。
「サイン」:署名とほとんど同じ意味ですが
少し身近な場面で使われる。

「しょめい」:ほんにんが じひつで しめいを かくこと。
「きめい」:しゅだんや ひとを とわず、しめいを しるすこと。
「サイン」:しょめいと ほとんど おなじ いみですが
すこし みじかなばめんで つかわれる。



新型コロナウイルスの影響で電子契約が増え
ペーパーレスでは、印鑑を必要としなくなっています。
今後、印鑑文化はどうなるのでしょうか⁉

しんがたコロナウイルスの えいきょうで でんしけいやくがふえ
ペーパーレスでは、いんかんを ひつようと しなくなっています。
こんご、いんかんぶんかは どうなるのでしょうか⁉



消しゴムを彫って、お気軽にハンコが作れます。
オリジナルを楽しんでみては、いかかでしょうか。

けしゴムをほって、おきがるに ハンコがつくれます。
オリジナルを たのしんでみては、いかがでしょうか。



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