日本語 ボランティア【めいめい】@ 東京都 足立区

にほんご ボランティア【めいめい 】@ とうきょうと あだちく

立夏(りっか)

2023-04-30 | ダイアリー

5月6日は二十四節気のひとつ「立夏」です。「夏の始まり」を意味しています。「立」は中国語で「始まる」という意味があり、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」はそれぞれの季節の始まりを意味しています。(5がつ6かは にじゅうしせっきのひとつ「りっか」です。「なつのはじまり」をいみしています。「りつ」はちゅうごくごで「はじまる」といういみがあり、「りっしゅん」「りっか」「りっしゅう」「りっとう」はそれぞれのきせつの はじまりをいみしています。)

5月のはじめだと、まだ“夏”と呼ぶには早すぎますよね。これは二十四節気が作られたのが、紀元前の中国黄河流域。現在の日本の気候とは違っていたからです。しかし、すでに”夏”のような天候が各地でみられますね。(ごがつのはじめだと、まだ”なつ”とよぶには はやすぎますよね。これはにじゅうしせっきがつくられたのが、きげんぜんのちゅうごく こうがりゅういき。げんざいのにほんのきこうとは ちがっていたからです。しかし、すでに”なつ”のようなてんこうが かくちでみられますね。)

5月はじめての教室には6名の学習者さんが来られました。新しい方は、台湾からのRさん、フィリピンからのEさんでした。教室の後半ではグループに分かれて会話を楽しみました。(5がつはじめてのきょうしつには 6めいのがくしゅうしゃさんが こられました。あたらしいかたは、たいわんからのRさん、フィリピンからのEさんでした。きょうしつのこうはんでは グループにわかれて かいわをたのしみました。)

また、新しいスタッフが加わりました。Sさんです。2年前に日本語教師の資格を取得されました。若い頼もしいスタッフを迎え、今後も穏やかで和む教室を目指しスタッフ一同、張り切っています。(また、あたらしいスタッフが くわわりました。Sさんです。2ねんまえに にほんごきょうしのしかくを しゅとくされました。わかいたのもしいスタッフをむかえ、こんごもおだやかでなごむきょうしつをめざしスタッフいちどう、はりきっています。)

ところで、我が家の庭には、すでに紫蘭が最盛期を迎えています。これは昨年より約20日早いことです。(ところで、わがやのにわには、すでにしらんがさいせいきをむかえています。これはさくねんより やく20か はやいことです。)

 
つぎの教室は5月8日です。
お待ちしています。

ブログ/HPは毎週更新しています!

日本語ボランティアめいめいホームページ
https://meimei-toneri.wixsite.com/meimei

 
 

 


もうすぐこどもの日(端午の節句 Children’s Day)

2023-04-24 | ダイアリー

5月5日は、江戸時代以降、男の子の成長を祝う日となりましたが、今では、男の子に限らず、広く子供の健やかな成長を祝う祝日となっています。

5がついつかは、えどじだいいこう、おとこのこのせいちょうを いわうひとなりましたが、いまでは、おとこのこにかぎらず、ひろくこどものすこやかなせいちょうを いわうしゅくじつと なっています。

この日、男の子のいる家庭では、小型の鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾ったり、庭に鯉のぼりを立てたりします。 鎧や兜、弓や太刀は、武家の男の子の体を守るためです。鯉のぼりは、中国の言い伝えに由来しますが、日本独自の伝統文化です。武家で端午の節句に、「のぼり」を飾る風習から生まれました。鯉のぼりの一番上に揚げられる「五色(ごしき)の吹き流し」には、跡取り息子が誕生したことを、神様や地域へ告げる役割がありました。

このひ、おとこのこのいるかていでは、こがたのよろいや かぶとをかざったり、にわにこいのぼりをたてたりします。よろいやかぶと、ゆみや たちは、ぶけのおとこのこのからだをまもるためです。こいのぼりは、ちゅうごくのいいつたえにゆらいしますが、にほんどくじのでんとうぶんかです。ぶけでたんごのせっくに、「のぼり」をかざるふうしゅうから うまれました。こいのぼりのいちばんうえにあげられる「ごしきのふきながし」には、あととりむすこがたんじょうしたことを、かみさまやちいきへつげるやくわりがありました。

今日のめいめいの教室には、台湾から二人、フィリピンから二人、中国とパキスタンからそれぞれひとりずつ、学習者さんがいらっしゃいました。私は、パキスタンの方を担当しましたが、こちらが教えた自己紹介の文章を、自分で発声して音声入力でグーグル翻訳にかけて英語に変換して確認していました。学習の方法は日々進化しています。こちらも教わることが多いです。

きょうのめいめいのきょうしつには、たいわんからふたり、フィリピンからふたり、ちゅうごくとパキスタンからそれぞれひとりずつ、がくしゅうしゃさんがいらっしゃいました。わたしは、ぱきすたんのかたをたんとうしましたが、こちらがおしえたじこしょうかいのぶんしょうを、じぶんではっせいしておんせいにゅうりょくでグーグル翻訳にかけて えいごにへんかんして かくにんしていました。がくしゅうのほうほうは ひび しんかしています。こちらもおそわることがおおいです。

教室の終わりに、おりがみで兜を作りました。最近では、大谷選手が、エンゼルスでホームランを打った時にかぶるよう手配したとニュースで知りました。大谷選手自身もとてもよく似合っています。新聞紙で作ると、本当にかぶれる大きさになるので、学習者さんたちも自分で作って、喜んでかぶってくださいました。

きょうしつのおわりに、おりがみでかぶとをつくりました。さいきんでは、おおたにせんしゅが、エンゼルスでホームランをうったときにかぶるよう てはいしたとニュースでしりました。おおたにせんしゅじしんも とてもよくにあっています。しんぶんしでつくると、ほんとうにかぶれるおおきさになるので、がくしゅうしゃさんたちも じぶんでつくって よろこんでかぶってくださいました。

次回は5月1日、教室でお待ちしています。

じかいは、5がつついたち、きょうしつでおまちしています。

ブログ/HPは毎週更新しています!
 
詳しい内容は こちらから
日本語ボランティアめいめいホームページ
https://meimei-toneri.wixsite.com/meimei

 


めいめい新聞 第53号

2023-04-21 | めいめい新聞

トピック

・2022年度15期後期 教室風景

・2022年度15期後期を振り返って

・スタッフ自主勉強会

・日本語教育能力試験合格

・新スタッフ紹介

・2023年度16期の抱負

画像クリックで 拡大紙面をご覧いただけます


みんな集まれ お喋りタイム!(みんな集まれ おしゃべりタイム)

2023-04-17 | ダイアリー

4月15日、雨の降る中、たくさんの外国人の方々や日本人の方が交流会に参加してくださいました。始めに、『在日外国人の方々同士の交流、日本人との交流を通して、日本での生活の困りごとなど遠慮なく語り合い、孤立のない豊かな楽しい暮らしをしていただきたいとの思いから開催した会』という趣旨をスタッフが説明しました。(4がつ15にち、あめのふるなか、たくさんのがいこくじんのかたがたや にほんじんのかたが こうりゅうかいにさんかしてくださいました。はじめに、『ざいにちがいこくじんのかたがたどうしのこうりゅう、にほんじんとのこうりゅうをとおして、にほんでのせいかつのこまりごとなど えんりょなくかたりあい、こりつのないゆたかなたのしいくらしをしていただきたいとのおもいからかいさいしたかい』というしゅしをスタッフがせつめいしました。)

まず、輪になって自己紹介をしていただきました。(まず、わになってじこしょうかいをしていただきました。)

そして、フルーツバスケットゲームで、体を動かし楽しみながら初対面の緊張をほぐしました。(そして、フルーツバスケットゲームで、からだをうごかしたのしみながら しょたいめんのきんちょうを ほぐしました。

ゲーム後にグループに分かれてお喋りタイムです。メンバーを変えてまたお喋り。話が途切れず、お喋りは続きました。(ゲームごにグループにわかれておしゃべりタイムです。メンバーをかえてまたおしゃべり。はなしがとぎれず、おしゃべりはつづきました。)

話が尽きないお喋りタイムでしたが最後に生活に必要な情報などのチラシを紹介し終了となりました。終了後、外国人の方々がライン交換などして交流を深めていました。子供たちも飽きずに一緒に楽しんでくれました。日本人参加者は『息子に、グローバルな感性を持ってほしく参加させていただきました。楽しかった。』と。何より外国人の方々がリラックスして楽しんでいた様子に、スタッフ一同、安堵しました。(はなしがつきないおしゃべりタイムでしたが さいごにせいかつにひつようなじょうほうなどのチラシをしょうかいし しゅうりょうとなりました。しゅうりょうごも、がいこくじんのかたがたがラインこうかんなどして こうりゅうをふかめていました。こどもたちもあきずにいっしょにたのしんでくれました。にほんじんのさんかしゃは『むすこに、グローバルなかんせいをもってほしく さんかさせていただきました。たのしかった。』と。なにより がいこくじんのかたがたがリラックスしてたのしんでいたようすに、スタッフいちどう、あんどしました。)

次回は6月開催を予定しています。また、楽しい時間を過ごしましょう!(じかいは6がつかいさいをよていしています。また、たのしいじかんをすごしましょう!)  

 次回のめいめい教室は 4月24日(月)2時から

ブログ/HPは毎週更新しています!
 
詳しい内容は こちらから
日本語ボランティアめいめいホームページ
https://meimei-toneri.wixsite.com/meimei

 

 

 

 

 


(にほんご れっすん No.29)ガッツポーズの日(ガッツポーズのひ)

2023-04-09 | ダイアリー

チューリップが目を奪う頃となりました。そんな4月10日の教室は・・・(チューリップがめをうばうころとなりました。そんな4がつ10かのきょうしつは・・・)

さて、4月11日は「ガッツポーズの日」です。1974年4月11日、東京で行われた「ボクシングWBCライト級タイトルマッチ」で挑戦者のガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレス(メキシコ)にKO勝ちしました。そのとき、両手を高々と掲げて勝利の喜びを表現したガッツ石松の姿を、当時のスポーツ新聞が“ガッツポーズ”と書きました。このポーズはそれ以前からありましたが、この時からガッツポーズと名付けられて日本中に広まったそうです。(さて、4がつ11にちは「ガッツポーズのひ」です。1974ねん4がつ11にち、とうきょうで おこなわれた「ボクシングWBCライトきゅうタイトルマッチ」でちょうせんしゃのガッツいしまつが チャンピオンのロドルフォ・ゴンザレス(メキシコ)にKOがちしました。そのとき、りょうてをたかだかとかかげて しょうりのよろこびを ひょうげんしたガッツいしまつのすがたを、とうじのスポーツしんぶんが”ガッツポーズ”とかきました。このポーズはそれいぜんからありましたが、このときからガッツポーズとなづけられて にっぽんじゅうにひろまったそうです。)

今日も前回の続き、~こと』名詞化)について勉強します。(きょうもぜんかいのつづき、~こと』(めいしか)についてべんきょうします。)
 
『こと』は多くの場合、『の』への置き換えができますと説明しました。今回は『の』しか使えない場合の説明です。主な例は次の通りです。『こと』はおおくのばあい、『の』へのおきかえができますとせつめいしました。こんかいは『の』しかつかえないばあいのせつめいです。おもなれいは つぎのとおりです。)
 
『○○のは△△だ/です』
アニメのなかで私(わたし)が一番(いちばん)すきなは、スラムダンクです。
アニメのなかで私(わたし)が一番(いちばん)すきなことは、スラムダンクです。
 
うしろに来(く)る述語(じゅつご)が知覚(ちかく)を表(あらわ)す動詞(どうし)のとき、「見(み)る、見(み)える、聞(き)く、聞(き)こえる」など。
(ちち)が帰(かえ)ってくるが見(み)えました。
(ちち)が帰(かえ)ってくることが見(み)えました。
 
『こと』より『の』が使(つか)われやすい場合(ばあい)、うしろに「待(ま)つ、手伝(てつだ)う、写(うつ)す」などの動詞(どうし)がくるとき。
母(はは)が部屋(へや)を片付(かたづ)けるを手伝(てつだ)いました。
(はは)が部屋(へや)を片付(かたづ)けることを手伝(てつだ)いました。
 
きょうはここまで。
 

 

こうりゅうば 4月15日ごご2じから

ご質問やお問い合わせは めいめいホームページまでご連絡ください。

(ごしつもんやおといあわせは めいめいホームページまでごれんらくください。)

日本語ボランティアめいめいホームページ
https://meimei-toneri.wixsite.com/meimei