日本語 ボランティア【めいめい】@ 東京都 足立区

にほんご ボランティア【めいめい 】@ とうきょうと あだちく

骨 が 折れた… (ほね が おれた…)

2019-09-23 | ダイアリー

「骨 が 折れた」と いう 表現 は
実際 に 骨折した 時 以外
この ような 時 にも 使い ます

「ほね が おれた」と いう ひょうげん は
じっさい に こっせつした とき いがい
この ような とき にも つかい ます


「ひどく 苦労 を した」時
「とても 努力 を した」時
「すごく 面倒な こと だった」時

「ひどく くろう を した」とき
「とても どりょく を した」とき
「すごく めんどうな こと だった」とき



これ は 切り傷 や 打撲 に 比べたら
骨折 は かなり の 大けが である こと から
苦労 や 努力 や 面倒 の 程度 が どれほど だったか を
骨 が 折れて しまう ほど 大変 だった のだ と
「骨折」に 例えて 表現した 言い方 です

これ は きりきず や だぼく に くらべたら
こっせつ は かなり の おおけが である こと から
くろう や どりょく や めんどう の ていど が どれほど だったか を
ほね が おれて しまう ほど たいへん だった のだ と
「こっせつ」に たとえて ひょうげんした いいかた です


例えば こんな 感じ
「外国 の 方 に なかなか 言葉 が 通じ なくて
説明 を する の に 骨 が 折れた」

たとえば こんな かんじ
「がいこく の かた に なかなか ことば が つうじ なくて
せつめい を する の に ほね が おれた」


「お骨折り いただき 有難う ございます」
これ は 相手 に 対して お力 を 尽くして くださり
本当 に 感謝 して いる と いう 気持ち が 含まれて います

「おほねおり いただき ありがとう ございます」
これ は あいて に たいして おちから を つくして くださり
ほんとう に かんしゃ して いる と いう きもち が ふくまれて います


また せっかく 頑張った のに 結果 が 伴わなかった 時 は
「無駄骨 を 折る」と 言い ます
とても 苦労 を した のに 無駄 に なって しまった…

また せっかく がんばった のに けっか が ともなわなかった とき は
「むだぼね を おる」と いい ます
とても くろう を した のに むだ に なって しまった…


「骨折り損 の くたびれ もうけ」とも
努力 の 成果 が 出ず 疲れ だけ が 残った と いう 意味

「ほねおりぞん の くたびれ もうけ」とも
どりょく の せいか が でず つかれ だけ が のこった と いう いみ



そして 折れる のは [骨] だけ では ありません

そして おれる のは [ほね] だけ では ありません



気持ち が くじけたり 支え を 失って しまった 時
「心 が 折れる」と 言い ます

きもち が くじけたり ささえ を うしなって しまった とき
「こころ が おれる」と いい ます


信じて いた もの を 無くして しまった ら
心 は ポキッ と 折れて しまう の かも しれません

しんじて いた もの を なくして しまった ら
こころ は ポキッ と おれて しまう の かも しれません



英語 の イディオム にも [折る] もの が あり ます
“Break a leg!”
命令形 なので「足 を 折れ!」って⁉
怖いん です けれど!

えいご の イディオム にも [おる] もの が あり ます
“Break a leg!”
めいれいけい なので「あし を おれ!」って⁉
こわいん です けれど!


実は「頑張れ!」「成功 を 祈ってる」と いう 意味

じつは「がんばれ!」「せいこう を いのってる」と いう いみ



語源 は…
古代ギリシャ では 色々 な 劇 が 流行 して いました
当時 は 今 の よう に 手 を 叩いて 賞賛 する
拍手 の 習慣 が なく 代わり に 足 を 踏み 鳴らして
演者さん達 を 褒め 称えた そう です
感動 で 強く 足踏み を して 足 の 骨 を 折る 人 も!

ごげん は…
こだいギリシャ では いろいろ な げき が りゅうこう して いました
とうじ は いまの よう に て を たたいて しょうさん する
はくしゅ の しゅうかん が なく かわり に あし を ふみ ならして
えんじゃさんたち を ほめ たたえた そう です
かんどう で つよく あしぶみ を して あし の ほね を おる ひと も!


観客 が 骨折 する ほど 感動 する
良い パフォーマンス に なり ます ように
「頑張れ!」「成功 を 祈ってる」
これ が “Break a leg!” の 由来 の 一つ だと 言われて います
(諸説 あり ます)

かんきゃく が こっせつ する ほど かんどう する
よい パフォーマンス に なり ます ように
「がんばれ!」「せいこう を いのってる」
これ が “Break a leg!” の ゆらい の ひとつ だと いわれて います
(しょせつ あり ます)


(=^・^=)き

ペケ⁉

2019-09-16 | ダイアリー

関西 を 走る 阪急電鉄 に
[梅田] と いう 駅 が あり ます

かんさい を はしる はんきゅうでんてつ に
[うめだ] と いう えき が あり ます


その 駅 の 切符 が ちょっと 変 なの を ご存知 です か
[梅田] の [田] の 字 が…

その えき の きっぷ が ちょっと へん なの を ごぞんじ です か
[梅田/うめだ] の [田] の 字 が…


本当 は [口] の 中 に [十] で [田] なの です が
[メ] や [Ⅹ] に なっちゃって いる の です

ほんとう は [口] の なか に [十] で [田] なの です が
[メ] や [Ⅹ] に なっちゃって いる の です



その 理由
阪急電鉄 には [梅田] の 他 に
[田] が 付く 駅 が 5つ あり ます
池田・園田・吹田・山田・富田

その りゆう
はんきゅうでんてつ には [梅田/うめだ] の ほか に
[田] が つく えき が いつつ あります
池田/いけだ・園田/そのだ・吹田/すいた・山田/やまだ・富田/たかだ


そして 今 みたく 自動改札 では なく て
駅員さん が 乗車客 の 切符 を
一枚ずつ 目 で 確認 して いた 時代
最 も 利用者 が 多い [梅田] から の 切符 を
瞬時 に チェック できる よう に 考えた 結果
普通 の [田] を 目立つ よう に アレンジ した そう です

そして いま みたく じどうかいさつ では なく て
えきいんさん が じょうしゃきゃく の きっぷ を
いちまいずつ め で かくにん して いた じだい
もっとも りようしゃ が おおい [梅田/うめだ] から の きっぷ を
しゅんじ に チェック できる よう に かんがえた けっか
ふつう の [田] を めだつ よう に アレンジ した そう です



ところで [Ⅹ] って 何 て 読み ます か

ところで [Ⅹ] って なん て よみ ます か



バツ? バッテン? カケル? エックス?
静岡 より 西 では [ペケ] と いう そう です

バツ? バッテン? カケル? エックス?
しずおか より にし では [ペケ] と いう そう です


そして その [ペケ] は 関東 の 一部 では
最下位 と いう 意味 なの だそう
同じ 音 の 言葉 なの に 全然 意味 が 違い ます ね

そして その [ペケ] は かんとう の いちぶ では
さいかい と いう いみ なの だそう
おなじ おと の ことば なの に ぜんぜん いみ が ちがい ます ね



最下位 と いう 意味 で 使う 言葉 では
[ビリ] [ビリッケツ] [ビッケ] など は 知って います が
西日本 では [ドベ] と 言う の ですって!

さいかい と いう いみ で つかう ことば では
[ビリ] [ビリッケツ] [ビッケ] など は しって います が
にしにほん では [ドベ] と いう の ですって!


他 に [ベベタ] や [ベッタ] も!
[ゲビ] [ゲベ] や [ゲッパ] [ゲッペ] と いう 地方 も ある とか

ほか に [ベベタ] や [ベッタ] も!
[ゲビ] [ゲベ] や [ゲッパ] [ゲッペ] と いう ちほう も ある とか



そうそう
[Ⅹ] の 読み方 に 話 が 戻り ます が
青森 の 津軽弁 では [イッケシ] と 読む の だ とか

そうそう
[Ⅹ] の よみかた に はなし が もどり ます が
あおもり の つがるべん では [イッケシ] と よむ の だ とか


英語 の [エックス] が 訛った 音 だ そう です
なるほど…いっけし…

えいご の [エックス] が なまった おと だ そう です
なるほど…いっけし…



言葉 は 変化 したり 新しく 生まれ たり
死語 に なって いったり まさしく 生き物 です

ことば は へんか したり あたらしく うまれ たり
しご に なって いったり まさしく いきもの です

(=^・^=)き

教室風景(きょうしつふうけい) [2019/09/09]

2019-09-10 | ダイアリー
台風15号が過ぎ去り
晴れた暑い日でしたが
日本語の勉強を頑張りました。

たいふう15ごうが すぎさり
はれた あついひでしたが
にほんごの べんきょうを がんばりました。




個別学習の後は
「見上げてごらん夜の星を」を
手話を交えて、歌いました。

こべつがくしゅうの あとは
「みあげてごらん よるの ほしを」を
しゅわを まじえて うたいました。




ところで
9月9日は五節句のひとつ重陽の節句です。

ところで
9がつここのかは ごせっくの ひとつ ちょうようの せっくです。




五節句とは!

ごせっくとは!




9月9日は、菊を用いて
不老長寿を願うことから
別名「菊の節句」といいます。

9がつ9かは、きくを もちいて
ふろうちょうじゅを ねがうことから
べつめい「きくのせっく」といいます。



今では、五節句の中でも 影が薄いようですが
五節句を締めくくる行事として
昔は最も盛んだったそうです。

いまでは、ごせっくの なかでも かげが うすいようですが
ごせっくを しめくくる ぎょうじとして
むかしは もっとも さかんだったそうです。




教室風景(きょうしつふうけい) [2019/09/02]

2019-09-03 | ダイアリー


夏休みが終わり、めいめい教室が始まりました。

なつやすみが おわり、めいめいきょうしつが はじまりました。


新しい学習者さんが、三人おみえになりました。
三人とも中国の方々です。

あたらしい がくしゅうしゃさんが さんにん おみえになりました。
さんにんとも ちゅうごくの かたがたです。



また、新しく 二人、スタッフが増えました。

また、あたらしく ふたり スタッフが ふえました。


和気藹々と 個別学習の後
全員で、なぞなぞに 挑戦です。

わきあいあいと こべつがくしゅうの あと
ぜんいんで、なぞなぞに ちょうせんです。



まずは簡単な問題から

まずは かんたんなもんだいから




答えは

こたえは




少し難しくなります!

すこし むずかしくなります!



答えは
問3 ⇒ 食堂
問4 ⇒ 俳優
問5 ⇒ 語学
理由は、考えてみてください。

こたえは
とい3 ⇒ しょくどう
とい4 ⇒ はいゆう
とい5 ⇒ ごがく
りゆうは、かんがえてみてください。



問6の答え
例えば
固くて食べられないパンってな~んだ?
答えは、フライパン。
フライパンは、器具であり、パンではありませんが
フライパンの中にパンという文字があります。
なぞなぞは、実際にありえない問題で
言葉遊びのようなものです。

とい6のこたえ
たとえば
かたくて たべれない パンって な~んだ?
こたえは、フライパン。
フライパンは、きぐであり、パンではありませんが
フライパのンなかに パンという もじが あります。
なぞなぞは、じっさいに ありえない もんだいで
ことばあそびのようなものです。



きってもきっても切れないものはな~んだ?
答えは、トランプ。
クイズは、なぞなぞと違い本当にあるもの。
なるほどそういう言い方もあるのかと
納得できるものです。

きっても きっても きれないものは な~んだ?
こたえは、トランプ。
クイズは、なぞなぞとちがい ほんとうに あるもの。
なるほど そういういいかたも あるのかと
なっとくできるものです。



A子(^0_0^)