しばらく雨が続きましたが、これから急に気温が上がるようです。舎人公園では今、黄色い菖蒲の花がきれいに咲いています。遠くから見ると印象派の点描のようですし、近くで見ると鮮やかな葉の緑とのコントラストがさわやかです。黄色いあやめかしら、と思い、調べてみました。菖蒲、といえば、あやめ、かきつばたもとてもよく似ています。この3つの違いをざっくりまとめると、花びらの付け根をみて、模様が綾目状なら、あやめ、黄色い線がはいっていたら菖蒲、白い筋がはいっていたら、杜若(かきつばた)だそうです。
しばらくあめがつづきましたが、これからきゅうに きおんがあがるようです。とねりこうえんではいま、きいろいしょうぶのはながきれいにさいています。とおくからみると いんしょうはのてんびょうのようですし、ちかくでみるとあざやかなはのみどりとのコントラストがさわやかです。きいろいあやめかしら、とおもい、しらべてみました。しょうぶ、といえば、あやめ、かきつばたも とてもよくにています。この3つのちがいをざっくりまとめると はなびらのつけねをみて、もようがあやめじょうなら、あやめ、きいろいせんがはいっていたらしょうぶ、しろいすじがはいっていたら、かきつばただそうです。
そして、こちらは黄菖蒲。英名は、Yellow Flag。黄色い旗のように揺れて見えるのでしょう。花は一日でしぼむ一日花です。ということは、毎日たくさんの花を咲かせるということで、蕾の数もかなりのものでしょう。とても繁殖力が強く、繁茂した場合は「在来種との競合、駆逐の恐れがある」ということで要注意外来生物に指定されているそうです。なんとも驚きです。
そして、こちらは きしょうぶ。えいめいは、Yellow Flag。きいろいはたのように ゆれてみえるのでしょう。はなは いちにちでしぼむいちにちばなです。ということは、まいにちたくさんのはなをさかせるということで、つぼみのかずもかなりのものでしょう。とてもはんしょくりょくがつよく、はんもしたばあいは「ざいらいしゅとのきょうごう、くちくのおそれがある」ということで ようちゅういがいらいせいぶつに していされているそうです。なんともおどろきです。
今週はめいめいの教室はお休みでした。最近新しい学習者さんが増えてきてうれしい限りです。担当の学習者さんの学習速度やニーズを考えながら、次回の教室の準備をするのもとても楽しい時間です。スタッフとの会話をずっとパソコンで録音している方、家で復習するのでしょうか。スタッフが教えた日本語を翻訳アプリにかけて、母国語で確認する方もいました。この方は、自分で日本語で発声してアプリできちんと認識されるかまで確認しています。短期滞在の旅行者と聞いていたので、紹介程度に数字の読み方を教えたら、翌週、ローマ字で100まで書いてきた方もいます。生活者でも旅行者でも、日本人と友達になりたい、という気持ちが強いほど、熱心に学習している方が多いです。
こんしゅうは めいめいのきょうしつは おやすみでした。さいきん あたらしいがくしゅうしゃさんがふえてきて うれしいかぎりです。たんとうのがくしゅうしゃさんの がくしゅうそくどや ニーズをかんがえながら、じかいのきょうしつのじゅんびをするのも とてもたのしいじかんです。スタッフとのかいわをずっとパソコンでろくおんしているかた、いえでふくしゅうするのでしょうか。スタッフがおしえたにほんごを ほんやくアプリにかけて ぼこくごでかくににんするかたもいました。このかたは、じぶんでにほんごではっせいして アプリできちんとにんしきされるかまで かくにんしています。たんきたいざいのりょこうしゃと きいていたので、しょうかいていどに すうじのよみかたをおしえたら、よくしゅう、ローマじで100までかいてきたかたもいます。せいかつしゃでもりょこうしゃでも、にほんじんとともだちになりたい、というきもちがつよいほど、ねっしんにがくしゅうしているかたがおおいです。
発音矯正に特化した英会話アプリを開発した方が、自分が以前日本に滞在したときに、ボランティアの方に日本語を教えてもらう機会があり、自分が日本人のように話せるようになりたかったのに、日本人は、意味が通じればわかってくれて、直してくれなかった、その時の自分がほしかったアプリを作った、というようなことを話していました。確かに、話せない前提の人が話せるようになった時、私も、うんうん、と話を続けることを優先して、細かな発音などは直さないでいます。でも、直してほしい方もいるのです。常に、学習者さんと向き合い、どのように学習したいのかを確認することが大切だと思いました。自分のペースで学習できることが、ボランティア教室の最大の強みですから。
はつおんきょうせいにとっかした えいかいわアプリをかいはつしたかたが、じぶんがいぜんにほんにたいざいしたときに、ボランティアのかたににほんごをおしえてもらうきかいがあり、じぶんがにほんじんのようにはなせるようになりたかったのに、にほんじんは、いみがつうじればわかってくれて、なおしてくれなかった、そのときのじぶんがほしかったアプリをつくった、というようなことをはなしていました。たしかに、はなせないぜんていのひとが はなせるようになったとき、わたしも、うんうん、とはなしをつづけることをゆうせんして、こまかなはつおんなどは なおさないでいます。でも、なおしてほしいかたもいるのです。つねに、がくしゅうしゃさんとむきあい、どのようにがくしゅうしたいのかを かくにんすることがたいせつだとおもいました。じぶんのペースでがくしゅうできることが、ボランティアきょうしつのさいだいのつよみですから。
来週もまた、教室でお待ちしています。
らいしゅうもまた、きょうしつでおまちしています。