本日は、今年最後の四家先祖供養が行われました。
こう書きますと、四家先祖供養は今年はもう終わりなのかと、思われるかもしれませんね。
お間違えのないように。
当山の四家先祖供養は、365日、毎日ご供養させていただいております。
皆様揃ってのお参りが本日が最後の日でしたということです。
ご夫婦でお参りされる方が、4組もおられ、ご先祖様も大変お喜びでございました。
本日の直会(昼食)は、とてもにぎやかでした。
また、明日の第三日曜日 17日(日曜日)は、
今年最後の月次祭が行われ、
命光秘流不動護摩供が厳修されます。
明日は、新しい年に向かっていくために
道場内で焚ける最大級の護摩の炎で、
今年1年の邪気を、護摩の炎で焼き尽していただきます。
毎日、どんなに手を合わせていても
災難に遭うことはありますし、病気になることもあります。
喜びごとばかりの人生を送ることはできません。
我々は、生まれた時点で、大きな業を背負っているのです。
前世において作った業は、この世で解消する。
もしくは来世で解消しなければなりません。
自分の蒔いた種(業)は、自分で刈り取るしかないのです。
だから我々は、修行しながら業をはかして生きるしかないのです。
仕事をするのも修行、勉学に励むのも修行
毎日、家事をするのも修行。
世の中、修行だらけです。
これから起こりうる悪いことが、
なかったことになるのが、一番喜ばしいことですが、
最小限になるように祈念いたしましょう。
世の中、何が起こるか分かりません。
殺すのは、誰でも良かったという人間が多くなってきました。
自分の命は自分で守る。
そのためには、見えない世界の神仏、ご先祖様に
ご守護いただけるように、手を合わすことが大事ですね。
合掌