最近の人とは、家と結婚したのでは無く、
〇〇さん個人と結婚したのであって
嫁ぎ先(婿入り先)の家のしきたりなど関係ないと
思っているかもしれませんが、その考え方、大きな間違いですよ。
結婚というのは、
時代が変ろうが変わるいが、家と家とのご縁の結び付きです。
ご両親やそのご家族にご挨拶はされても、
肝心のご先祖様にご挨拶される方は、少ないのでしょうか。
仏壇にご挨拶されても
お墓にご挨拶に行かない方もおられると思います。
仏壇におられるご先祖様とお墓におられるご先祖様が違うからです。
分家でお墓がない場合は、本家のお墓にご挨拶に行かなければいけません。
動物を飼うのとは訳が違います。
「ご主人と上手く行かないのですが…」というご相談がございますが、
この人たちは、なぜか決まって
嫁ぎ先のお墓参りに行ったことがないというのです。
つまり、ご主人のご先祖様にご挨拶なしに結婚をしているのです。
これでは、上手くいくはずがありません。
ご先祖様の力が強く、ご先祖様の意向に沿わない嫁であれば、
追い出されることになるでしょう。
結婚とは、その家を継ぐということです。
お忘れなく。
南無大師遍照金剛