本日は今年最後の終い護摩が行われました。
当山の百八支不動護摩供というのは
百八支ある護摩木の中から祈念して護摩木を握り
その護摩木を三本ずつお焚き上げしていきます。
最後に一本残ればお不動様から
成就の験をいただけたということになります。
本日は二件国家試験の祈祷のご依頼をいただいており
どちらの方も一回目で成就の験をいただくことができました。
その後、当山の寺務方も
来年がどのような一年になるのか
また自身の願い事について
個々に護摩木を握ってもらい祈念しました。
一人目の寺務方のお話
一回目は一本取れず「迷いがある」と言われ
自分でも以前より悩んでいたことをズバリと言い当てられました。
「迷いを断ち切るか、迷い続けるか・・・」と言われ
迷いを断ち切る!そして自分の願い事を必ず叶える!と
心に強く思い護摩木を握ると・・・
お不動様より成就の験をいただくことができました。
最近の自身の心情、わかっているようでわかっていなかったです。
お不動様のお言葉で迷いがあったから悩んでいたことに気が付き、
自分に何が足りなかったのかわかった瞬間、
パッと道が開けたような感覚になりました。
お不動様は私の心全てお見通しです。
「来年願い事は叶う」と心強いお言葉をいただき
来年は自身の迷いを断ち切って精進したいと思います。
お不動様ありがとうございました。
二人目の寺務方
祈念により事故を回避できたお話は
次回投稿します。
合掌