明日は、大阪市内まで屋敷祓いに出掛けます。
神道の鳴釜によるお祓いです。
ご依頼を受け、二、三日前から準備で
バタバタです。
祓いに使用する持ち物の確認と、
朝からあわただしい一日でございました。
最近、屋敷祓いのご依頼は他の法要やご相談、
行事等で忙しく受けることが出来なくなっているのですが、
明日は古くからの信者様のご依頼ですのでお受けすることにいたしました。
当山では、中古であれ新築であれ、家を新しく住み替えられる方には
屋敷祓いをお勧めしています。
特に中古の場合、前の住人が何故その家を手放されたのか、その事情がによっても
屋敷祓いをしておく必要があります。
例えば、その家に住んで運気が上がり、さらに大きな家を求めて出られたなら良いのですが、
ローンが払えなくなった、離婚したなど不幸がきっかけで手放された場合、
次に住まう方も同じような障りをうけてしまったというお話はよくございます。
家を変わってからおかしくなった、病気になった、不運が続く等、そんなお話は数知れません。
昔はみな、屋敷替えの時にはお祓いをしていたものです。
今でも新築される場合は地鎮祭という形で残っていますが、
建売住宅の場合はそれさえもされていないことが増えてまいりました。
最近よく「事故物件」という言葉を聞きますが、それもしっかりとした屋敷祓いをすれば
住むことが出来ますが、なるべくなら、お勧めは致しません。
ただ、敷地内に霊道が通っていたり、遠方で出張が出来ない方には屋敷祓いという方法はとれません。
屋敷祓いの代わりになる修法の仕方もございます。
明日は屋敷祓いの内容をご紹介します。