命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

永代供養が意味することは

2019年04月03日 18時07分06秒 | ひと口法話

当山の毎日のご供養は、法事と同様な内容のご供養です。

一般的な法要より丁寧に時間をかけてご供養させていただいております。

 

皆様、一般的にご先祖様のことをお聞きいたしますと、

ご自分の親もしくは祖父母、曽祖父母までのことを言われます。

 

ご先祖様は、現在まで我々の計り知れない久遠の昔より

連綿と続いているのです。

 

ご先祖様の数は、

二十代遡りますと、累計約210万霊もの膨大な数になるのです。

 

その膨大なご先祖様のご供養のお蔭です。

現在の私たちがあるのです。

 

このご先祖様の面倒を見るのが大変だから、

また、子供が居ても女の子だからという自己中心的な考え方だけで

お墓や仏壇を処分し、永代供養にする家の多いこと。

 

あとは、お寺さんにお任せしましょうというのが永代供養です。

 当山で取引しております仏壇やさんがいつも嘆いておられます。

 

このような考え方は、インテリの人に多いですね。

 

永代供養ちは、ご先祖様を捨てることを同じことです。  

皆様、ご先祖様を捨てたという自覚はないと思いますが、

ご先祖様の側からすれば、「我々は捨てられた」と認識され、

情けないやら、憤慨するやら、怨みしか残りません。

 

ご先祖様の声が聞こえたなら、

永代供養はできるものではありません。

 

永代供養になるまでにしっかり供養をしていれば、

必ず、引き継いでくれるものが現れるものです。

 

先祖を捨てれば、今度は、自分が世間から捨てられるのです。

 

南無大師遍照金剛

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hiro)
2019-04-04 13:30:56
こんな年齢になって男の子を授かったのはご先祖様の意志かもしれませんね。明日、中山観音さまへお礼参りとさらしを返しに行く予定です。
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Unknown (さくら)
2019-04-03 20:01:42
一宗教者として愚見を申し上げます。永代供養はご先祖を捨てるものでは決して無いと考えます。 御神仏を深く敬い、感謝の気持ちでご先祖様に向かう事と子孫が墓を已むに止まれない事情でしまう事は、はたして同一なのでしょうか。それでは、子供のいない夫婦はどうすれは良いでしようか。一組の夫婦から、2人の子供が生まれない時代です。また、他家に嫁ぐなどして姓を替える事情がある場合など山主様はどのようなお考えをお持ちでしようか。
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