今の若者がなぜ、就職できないのか?
ご本尊のお不動様のお伺いいたしました。
お答えは、
「学歴はあるが、肝心の学力がないために実力もない」
とのことです。
大学での勉強が目的ではなく、学歴の為の大学。
高い給料を得るために。
皆が行くから、自分も大学にと、借金をして行きたがる。
親もまた借金をしてでも行かしたがる
最悪なのが、
親の見栄で行きたくない大学に行かされる。
このような大学生活に
どんな価値があるのでしょうか。
何か目的があって大学に行くのではなく、
単なる学歴のための大学であるから、
将来への投資であるべき学問となっていないのが実状である。
このような考えの若者は、
自分の実力上の仕事に就きたがったり、
自分を過大評価する傾向にある。
現在の社会は、仕事が出来るわけではないが、
大学出というだけで、余分な給料を出さなければならない。
多くの経営者は勘違いしている。
大学を出ているのだから、仕事ができるだろうと。
しかし、実際は、学力も実力も無いのだから、
期待するほど仕事は出来るはずがない。
無駄な投資である。
お不動様曰く、
大学出は、企業にとっては、即戦力を望んでいる。
しかし、実際は中卒以下の実力しかない者も多い。
企業は、大卒という
「高いブランドの買っているのである。」
本当に学力を得るには、本を買って読書するしかない。
通勤電車の中でも昼休みでも読む事は出来る。
仕事を選べば大学に行かずとも、
十分通用することのできる技術者も居られるではないか。
つづく
南無大師遍照金剛