今日は早朝から奈良県吉野郡野迫川村に
荒神岳に鎮座されて居られる立里荒神社にお参りに行って参りました。
山主のご指導も有り、
十年前から一年に一度、神恩感謝の意をこめて参拝させていただいております。
今日はあいにくのお天気で、
高野山では曇り空でしたが雨は降っておりませんでした。
荒神岳を登り始め約半分上ったぐらいから雲の中に入った様で、
周りも見えないほど真っ白の世界です。
山頂はお天気が良ければ絶景ですが何も見えません。
この荒神社は弘法大師が高野山を開山するにあたり、
板に三宝荒神を描いて古荒神の地に祀るとともに、
壇上の鬼門にも荒神を勧請して高野山の大伽藍を建立したとされています。
そのため、立里荒神を参拝した後は奥之院のお大師様を参拝、
その後、壇上伽藍の御影堂に参拝して帰って参りました。
立里荒神社ではご祈祷を受け、お札とお神酒、お供えを賜りましたが、
これで終わりではございません。
ただお札を賜って、家の神棚に納めさせていただくだけでは
正しいお祀りの仕方とは言えないことをご存知でしょうか?
来年参拝させて頂きまでの1年間家を守護して頂くためには、
それなりの方法がございます。
自宅のお社を当寺に持参し、山主に立里荒神様の御霊鎮めの修法を施して頂きます。
この修法によって自宅にお迎えする事ができます。
本日はお札を賜りに参拝しただけになりますが、
後日当寺に於いて御魂鎮めの修法をしていただく予定ですので、
その際ブログでその様子をお知らせします。
山主曰く
三宝荒神様は、寿「健康」、福「円満」、財「財碌」を司る神様です。
三宝荒神様は仏法僧の神様ではありません。
香華