私は命光不動尊の信者で消防士の仕事をしています。
最近、不思議な出来事がありましたので、ご報告させて頂きます。
先日夜中に火災があり、勤務中であった私は消防車で出動することになりました。
現場では火柱が上がり、黒煙が一帯を包み逃げる人々と消防隊で騒然となっていました。
私の隊は出火建物と延焼しかけている建物の間で消火活動することになりました。
放水位置を確認し隊員へ指示を出そうとしたとき、突然出火建物から大量の煙が噴出し、私は煙に巻かれてしまいました。
自分の両手も見えない煙で、空気呼吸器も付けていない状況なので呼吸もできず、一瞬「死」頭によぎりました。
そのとき
「我が真言を唱えよ」
と大きな声で聞こえてきて必死で 「命光不動真言」 を唱えました。
すると奇跡が起こった。
目の前の煙が左右に割れて新鮮な空気の道ができました。
これには現場経験の豊富な私も驚くばかりでしたが急ぎその道を通り、隊員のいる場所へ無事に戻ることができました。
一度きりなら偶然も疑うのですが、今回の現場では3回ほどこの様な危険な状況下に遭遇しましたが、その都度その都度危機を乗り越えることができました。
命光不動尊に足げに通い、山主から命光秘流の不動真言をお授け頂き、唯々感謝の気持ちで一杯です。
お不動様は大日如来の化身なので、火の中に入っていく火界呪と、災難を退ける慈救呪がありますが、今回は必死なので両方のご真言を唱えしていたと思います。
両真言は一般世間で知られている真言ではなく「命光秘流」の火界呪と慈救呪でした。
日頃から手を合わせていれば「救いの手」 は必ずやってくると私は確信しました。
投稿者 根来行者