本日、午後より埼玉県より
弟さんの四十九日のご供養と御礼のご挨拶をと、
ご来寺にされました。
菩提寺さんでもご供養されているのですが、
いい加減な供養というか、簡単な供養しかしてくれないそうです。
仏壇にお祀りされている仏壇のお位牌をもってこられてましたので、
ご供養させていただきました。
先祖代々のお位牌と祖父母様の夫婦位牌は、
(左の二体)
熱心にご供養されているために線香のヤニで、
彫っている文字が読めませんでした。
これでは、ご先祖様が気の毒と、仏壇磨きで、磨きました。
(このお位牌は、紫檀か黒檀で作られておりますので、磨いても大丈夫です)
見ている間に拭いている布がヤニで真っ黒になってきました。
施主様は、タオルで拭いておりましたが、
障りが出ては困るとそのままにしていたそうです。
左が磨いた後。 右が磨く前。
艶が全然違います。
しがし、彫っている文字がほとんど消えてしまい読めません。
今度は金粉を摺りこんでみました。
本来は、漆を使うのでしょうが、良く文字が見えるようになりました。
仏具が汚れていると
運気が悪くなります。
特にお位牌はご先祖様そのものです。
仏壇やさんにお聞きしてお手入れしてください。
ご先祖様は、怒ったりいたしませんから。
南無大師遍照金剛